昨日は朝のテント張りからスタート。
8月の法要は午後2時からですので準備は当日でOKです。
どなたかにも調子づいて口走りましたが、拙寺の事はすべてが「行き当たりばったり」。
「臨機応変」や「機縁」と解釈していただければ・・・良き方向性への期待です。
テントは前日に伝えられたかき氷店の出店用意でした。
するとかき氷店の隣に焼き団子の店を出したいという方の申し出があってそちらも是非にとお願いしました。
当初の予定では参拝者対応(熱中症対策)についてはクーラーやポットでの「お茶をどうぞ」程度のものでしたから、楽しく賑やかになりました。
天気については懸念されていた雨にはまったく見舞われず、天気予報の豪雨、「突風対策」に用意したロープは不要となりました。
しかし皆さんの情報では「御前崎も吉田も酷い雨」で特に御前崎は停電になっているとのことでしたので、かなり驚かされました。県内東部では夜間ずっと大雨洪水警報が出ていましたね。今度の件、相良で起こった摩訶不思議な出来事と言ってもいいかも知れません。
ただし強烈な湿度の中で逆に「一雨欲しい」などの声があったほどでした。
さて、メインイベントは既報の通り「寺ジャズ」。
昨年に引き続き松風鉱一氏を招いてのサマータイム、雑談含めて楽しくすごさせていただきました。
タイで仕入れたドイツ人のミュジシャンが作ったといわれる「バンブーサックス」の披露と演奏に興味津々。終了後に鎌倉から見えたという女性の方がそれにチャレンジしていましたが、案外吹き切れないものです。
「吹いてみたい」という気持ちは私からすればスゴイと思います。きっと日ごろからこういった楽器に慣れ親しんでいる方なのでしょうが、そういう方が「ひょい」という具合に思うよう音が鳴らせないというところがまたプロとの違いを知って口を開けてその様子を拝見していました。
松風氏は楽器いじりがそもそも「好き」ということで、この楽器の写真を飛行機内の雑誌で見て即欲しくなってチェンマイにて仕入れたといいます。
「サックス」が人の名前( Adolphe Sax ベルギー )からという事も初めて知りました。
サックスはベルギーの偉人の一人で通貨ユーロに統一される以前はベルギーで発行された紙幣(フラン)にはその肖像が刷られていたほどだったと。
ベルギーからみではフレンチフライ(フライドポテト)の発祥もそちらとのこと。
フレンチという名称はおそらくたまたまフランス人がそれを作ったのをアメリカ人あたりが「これはうまい」と言う具合に広めたからでしょうね。
また雑談では面白い事を言っていました。
昔のバンドマンと言ったらヤクザな稼業でまあそういった興行には「そのスジ」の人たちが蠢いていたそう。
当時はショービジネスは繁盛してそれなりに儲かったものの今はまったくダメと。
そして今はといえば「4B」なる語があっていわゆるどうにもならない(稼ぎにならない、生活不安定)職種と自虐的。
バンドマン(ミュージシャン)がその中に入っているとのことですが・・・。
一つ一つ他の「B」を指折り数えてあと今はコレが5番目と次の候補も紹介していただきました。
①にバンドマン②にバーバー(美容師)③バーテンダ―④舞台俳優そして新規⑤に坊主だそうです。
まったく合点。その通りですね。
「ダメダメでもまぁいいや・・・」という感じです。
画像は打ち水した本堂前。
③がバンブーサックスです。形状はストレートではありません。
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