本日14時法要そして寺ジャズ 緑茶1番茶深蒸しの絶妙

美味しいものの食べ過ぎと運動不足はわかっています。

しかしこのままその生活を続けていたら危機的状況に陥るのでしょうね。

昨日は午前と午後それぞれ法事がありましたが、2件ともお斉あり。

 

普通の人が1年に一度食べるか食べないかのガッツリ系御馳走をこの日だけで2回頂きました。

通常でも週1ペースでの御馳走三昧は世界的に食べ物が欠乏している地域に住まう人たちにどう顔向けできるのか。

お招きいただくことは有り難いことですが、大いなる反省が伴います。

 

坊さんという職種の方で比較的恰幅がいい方が多いとお見受けするのは運動不足のうえに美味しいものを食べ過ぎるからなのでしょうね。

要はガッツリお斉を頂いたとしてもそれに見合う運動をすればエネルギーは解消するのですが、どうしても摂取過多の傾向が強くなります。まぁこの状況は異常としか言いようがないような・・・

 

さて先日、プラスチック製ストローやペットボトルの件を記しましたが、海洋汚染という見方もありますが、私はこの静岡のお茶を守っていくためにもそのプラスチック容器の飲料は控えて行かなくてはならないと思っています。

とか言いながらも世話人会等では当たり前の如くペットボトルのお茶を提供していますので、この件記していて自分自身消化不良というか出鱈目感が漂っています。

 

ペットボトル飲料の場合は「はいどうぞ」でおしまいです。

それに反して急須で淹れるお茶そして、コールドだと氷に容器に提供用のコップや茶わんが必要になりますね。

何よりも茶ガラの始末と各容器の洗浄が伴います。

カンタン便利が大うけにウケてここまでの大繁盛に繋がったのですが、お茶の淹れ方について、元のオーソドックスな飲み方を今一度キャンペーンを行っていく必要があると思います。

これまでもずっとその方向性が模索され、何度もそれを呼びかけられている様子を見ていますが、まったくペットボトル茶の衰退の影は見られません。

 

まぁネガティブ情報を流すとすれば雌化する環境ホルモンとなりうるプラスチックの茶への溶融(ペットボトルの凸凹の理由)リスクというものがありますが、そもそもペットボトルのお茶はまったく美味しくないですよねぇ。なぜにして美味しくないか。

 

昨日のお斉でお茶農家の方と話しましたが、「今年は惨い」と。

聞けばキロ単位の一番茶の価格が以前の1/5に成り下がったと。

どんどんお茶農家がやめて放置茶畑が増えていくという状況に拍車がかかっているよう。

 

ペットボトル用のお茶は2番茶3番茶を使用しますのでそれでも価格的には値が張る1番茶の需要はその特定業界にとっては不要です。全体的な1番茶の需要も減少していることもあって昔のような価格には戻りそうもないと悲観の声ばかりでした。

 

なぜにして美味しい1番茶が見捨てられて美味しくもない2番以下のペットボトルが持て囃されるかといえば、上記のような安直もありますが、大衆というものがその1番茶の美味しさを知らないからでしょうね。

ここで1番茶と2番以下の茶が如何にして違うのかを。

 

その農家の方が仰っていましたが、秋から空っ風の吹く台地の冬を我慢し成長、栄養分を蓄積して初夏に一気に息吹いた新芽の辿ってきた「鍛錬の積重ね」に比べて夏季のみ、その次や次の次に出てきた葉が美味いワケがない・・・と。

 

そういうことなのですね、1番茶の特筆すべき美味しさの理由というものは。

私はここでも「なるほど」と頷かされました。

人間と同じ・・・のような気も。

 

皆さま、お茶はケチらず100g1000円を目安に夏は冷茶で御所望くださいませ。深蒸し茶は茶葉を「氷水にブチ込む」くらい安易といい加減なさじ加減で美味い冷茶が出来上がり。

沸かして淹れて冷やすなどの手間はかけません。

「騙されすかされた」と思ってやってみてください。

勿論冬場は急須からですね。

 

①は高台寺のポスター。インパクトあります。

「天下第一緑」そのまま頂いちゃいたいくらいのフレーズ。

そして「Worldclass beauty」も。

ビジュアルインパクトは大事です。

 

当地の深蒸し茶のイメージはコレでしょ。もっと胸を張って地元から盛り上げないと。

 

②③本日8月12日は「8月の法要」14時00分より。

14時30分からジャズライブコンサートです。

雨予報がありますが、いつもの「地の利」を生かしてうまいこと大崩れがないようお願いしたいものです。