Snake head castle 英語のみの掲示板 田峯城

昨日は意表をついて当地ほか好天に恵まれました。

近頃の夏の晴れといえばその日の夕方のニュースには必ずと言っていいほど「熱中症」の言葉が。

暑いといえば暑かった日でしたが「おいおい本格的な夏はこれからでしょ・・・」と思うばかり。

そのメカニズムについては理解していますが、この新しくて対応可能にもかかわらず「案の定」と変な病気の「熱中症」。

何度か記していますが僕たちの高校時代などの部活の夏合宿など練習中に水分を入れることは絶対禁止の時代で尚ぶっ倒れるなどの人は居ませんでした。それほど真面目に練習をしていなかったということでしょうかねぇ。

 

天からの頂き物の思わぬ晴れ間に境内作業の宿題の一部をやっつけてから境内でネコの舞鶴殿と遊んでいると少しばかり遠くから檀家さんの来訪がありました。

お墓参りではなく大谷祖廟分骨の詳細等確認に来られたのでした。

 

境内のベンチに腰かけて雑談から始まりましたが、83歳になったというその方は先日は「免許証の更新に行ってきた」と。

離れた2ヵ所の家を管理していることを知っていましたので私はその判断に異論はありませんでしたが、御当人は少々悩んだそう。

しかし結局は「車がなくてはどうにもならない」ということで今回の免許更新。

 

初めて知りましたが筆記試験に続いて運転試験もあるようです。その方は筆記試験は上々の出来だったのですが実地試験ではバックで脱輪してしまいヒヤッとしたとのこと。

バックは「大嫌い」だそうです。

「お年なのだから免許証を返上しなさい」など言えるものではありませんね。やはり結論として「御当人の問題」なのです。

不安でしたら「ご家族と相談してください」としか言いようがありませんね。

 

昨日大阪であったフェンスを突き破って電車に衝突したという暴走事案は70歳の男性でした。詳細不明ですが70歳など「まだまだ」の年齢ですからね。一応は75歳という線が引かれていますがこればかりは生物学的「個体差」でまったくわかりません。その方は83歳ながらおしゃべりしていて全くの健康的の感。まだまだイケそうでした。

 

さて、田峯の観音さんの弓道場の「金的中」について記しましたが私の目的は田峯城でした(場所はこちら)。

この城はといえば田峯菅沼氏の本領で、菅沼定信という人が文明二年(1420)に築城したと言いますので、観音さんの梵鐘の製作期と重なります。

 

この城はまさに攻めづらいでしょうね。

蛇行する川に沿って信州方面に北上する伊奈街道に居ていったいどこに城があるのかもわかりずらいのです。またその伊奈街道からも案外距離があります。

もし私が城を攻め落とすとすればあの時に上がった「城坂」なる街道側からの上りを道は選択せず、今の鳳来街道のある西側からの攻城になるでしょうね。

その西から見た城の様子が最後の画像2枚ですが、山城にもかかわらず眼下に城の全容を把握することができます。

 

この対岸の丘陵は田峯の集落も同時に掌握できるような場所ですが水の張られた田も各所に見えて当時も「田峯」の地名、山間部の田についてその存在を想いました。

 

昨日も田峯の文化について勝手な事を記しましたが、驚いたのは田峯城入り口の案内板。

どこにでも案内板は設置されていますがそれが英語での記述。

今どきそれも当然だろ・・・と言われそうですが英語だけで日本語の紹介はナシ。ある意味これもこちらでの文化なのかと思った次第です。

 

宇連川と長篠城で合流する豊川の上流、寒狭川の蛇行の様子は鳥瞰すれば文字通り蛇。誰が付けたか田峯城は別名「蛇頭城」(じゃずがじょう)なのでした。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    野村幸一 (日曜日, 10 6月 2018 13:28)

    昨年末、父が入院したのですが浜北に住む父の兄(叔父?伯父?かなり曖昧です、。。)が80にもかかわらず浜松から沼津まで東名飛ばして見舞いに来てくれました。迎える側としては冷や汗ものです。てっきり私の従兄弟に運転してもらって来るとばかり思っていました。

  • #2

    今井一光 (日曜日, 10 6月 2018 19:40)

    ありがとうございます。
    連日そういった事故のニュースが飛び込んできますからなおさらですね。
    今後そのテーマと共存していかなくてはなりませんし、いずれは私もその心配される側
    となるのでょう。
    それでいてどこかで免許召し上げの御沙汰となった時、それは不便で不便で仕方ないでしょうね。私など自動車を取られたら絶対に痴呆が進むこと間違いなし。
    かといって人様を傷つけることがあったら・・・これは社会が抱える大問題です。

    それよりも御父上の病気への対応、大変です。快癒をお念じ申し上げます。