おかげさまで雨にも降られず「無事」に帰還することができました。
西方極楽浄土の旅、「二上山當麻寺と奈良フリータイム」一泊二日の寺遠足です。勿論お楽しみは祖廟御納骨後です。
関西方面は曇りがちの天気ではありましたが気温がやたらと高くそれでくたびれた人が多かったよう。これまでで一番歩いたという意見が大勢でした。
東大寺のワントップの灯籠(画像④)ほか大仏殿に久し振り(15~6年振り?)に寄ってみよう思ったのは奈良市内の乗降場所が東大寺前駐車場だったからです。集合時間まで時間がありました。
国立博物館で購入したガサバって重たい図録2冊といっしょにあそこいらに混ざり入るのは少々の躊躇がありましたが拝観料600円を握りしめて「えいヤア!!」とあの雑踏の中へ身を投じました。
勿論それは外国人ツアー客と修学旅行生たちの中へです。
散々午前中から歩き回って(万歩計15000歩超えた辺り)最後にこちらに入るのはいかにも辛いことこのうえないですね。
入場してから、これなら喫茶店でかき氷でも食べていた方が良かったなどとも後悔しました。
これはタイミングが抜群に良かったこと以外考えられませんが私どもの乗るバスがお迎えのためにこちらの駐車場に入ってからしばらくすると駐車場は満車。あの広い駐車場が観光バスで埋め尽くされてしまいました③。
するとどうでしょう、次から次に駐車待ちのバスが行列を作りだしあっという間に国立博物館前の片側一車線は「まったく動かない」レベルの大渋滞となってしまいました。
奈良駅から県庁前の道とその道からから南下する道路がその駐車場内の駐車待ちをきっかけにこれまで見た自然渋滞の中では見た事もないような行列が発生していました。
呆れて眺めているとバスとバスの間に挟まって動きの取れないお人よしの車は他府県ナンバーばかりでした。
結論。
京都辺りの観光地は分散型。しかし奈良東大寺という大定番のお寺は人気が絶大のうえ、春日大社に博物館、そして興福寺などの寺社が隣接していてあの駐車場の存在はそれは便利でしょう。よって交通集中が発生。
私は渋滞のきっかけを知っていたため、あの放任はほとんど「行政の手抜き」と考えてしまいます。
平日でも奈良は近寄りがたい場所。
②は初日の二上山を背景に観光バス。
こちらから當麻寺まで徒歩往復していただきました。
⑤は高速道路バス並走のトラックの運ちゃん。
世の中あんなものです。足はダッシュボードの上。
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