3.11が近づいています。本当に申し訳ないこと。
初夏の如く温かな磐田の墓地でお日様に向かって目を閉じて深呼吸したときそう思いました。
「私は今気持ちよくこの空気を吸っている」・・・
少なくとも私に関してはまったくの無傷で痛みを共有していないということは事実。
それでいながら福島産の産品を無意識に購買選択肢から外していると堂々と奥方が。
無理はないでしょう。どちらの品物を買うも売るもそれは自由。
誰彼にどうのこうのと文句を言われる筋合いにありませんが、生産者からすればまともな価格が付いていませんのでさぞかし辛いことでしょう。
地震・津波・原発に散々に痛めつけられているフクシマに何とか元に戻ってもらいたいという気持ちは日本人皆が持っているに違いありません。
しかし国民全体で福島産産品を購入しようという方向にならないのは・・・やはり「信用のならない」時代であり、お上の施策があまりにもお粗末だからですね。
有識者はそれを「風説」とは言いますが、台所を仕切る主婦としての生産地選択権の行使は当然の事。
お国は「原発メルトダウンによる汚染」は「ない」「安全である」と仰っているものの、どう「美しいデータ」を並べられても信じられないものは信じられないのです。
理由は永田町のインチキだらけの様相。
「1日45時間の残業」添付資料の件、笑えませんね。
小学生でもわかります、1日は24時間ですよね?。
全ての「数字」というものがいよいよ信じられなくなりました。文書の改ざんも日常茶飯事のようであそこではそんなことは「当たり前」の雰囲気。
手前の都合によって安易に「変える」という習慣を見せつけられれば、どれもこれも残るのは不信だけ。
そもそも「国民を騙す」ことが主眼のように感じてなりません。
息子にはそういったニュースを解説するに発展して「公営ギャンブル」「パチンコ」に始まって「銀行カードローン」「不動産アパート投資」の勧誘などなど、殆どは「カネをむしり取る騙しと思え」と・・・。あくまでも家庭内の会話ですが。
さて、表記「本城」というと私はその「本」が示す通り「それ以外」の存在を連想します。
棚草城には古くから「本城山」という名称が残っていてその周辺に付属する「城砦」らしきものがありました。
要は本城「一ノ城」につづき「二ノ城」「三ノ城」という具合です(②画像赤丸 真ん中の○が本城山)。
先日のブログにて「大野宿鬼門 天神山の石灯籠」について記しましたがその天神山はおそらくその南側にある、大野城の支城であったと推測します。
大野城のある山の地元での呼び名が「城山(じょうやま)」。
特にその「本」という文字が付いているワケではありませんが私の歩いた感触では「三ノ城」を思いました。
「本」も「二」も「ある」ということですが二か三の順位は、街道筋の重要性から類推したまでで、あまり意味はありません。
こちらは別所街道沿いの本城山の北、大野の町並みの北東、すなわち「鬼門」にあたる場所になります。
大野城は足助鈴木氏の流れという鈴木喜三郎という人が入った城といいます。井伊谷三人衆の「鈴木」・・・柿本城の関連性も思いが広がります。
街道を北に走れば鮮やかな赤い旗とストレートに伸びる階段が「意思表示」をしていますのでスグにわかります。
何しろこの階段だけは登ってみたいという衝動にかられますが、城砦としての体感はこの階段の脇、街道側の細い道を上がります。
北に伸びた尾根伝いに道は続きますが、途中に平坦な曲輪、櫓あと?(推測 こじつけです)的スペースもあったりします。
真下は街道が並行して通っていますので北側からの防備、南側からの侵攻によっての逃亡路の確保として期待された城砦だったことと思います(場所はこちら)。
等高線から見ても頂上の平坦地は絶妙な城砦トップとしての立地がわかります。
社の底部には石垣が積まれて雰囲気を醸し出しています。
⑪⑫は社から見て東側の谷の方向になりますが崖の手前にフラットな場所があり、何かの礎石の如く平らな石がさりげなく。
尚、この東側の谷の流れが桐谷不動の滝となっているかと。
⑬は社の上部の巨石。このため尾根を歩くには一旦下まで降りて最後の画像から登りなおしました。途中、階段からも行くことができることが判明しましたが。
尚、尾根歩きの画像もかなりの枚数を撮りましたが、どれもこれもただの藪にしか見えませんでしたのですべてボツ・・・。
実際に歩くのが一番です。
ただし冬場限定でしょうね。
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小山昭治 (月曜日, 05 3月 2018 13:27)
1日45時間残業なんて人間が見ればできないと言うことは当たり前ですが
PC上エクセルあたりで作成すれば1日は24時間なんて知りません。
PC至上主義の人がタダ数字を入力しただけ。
いくら頭のいい人がお役所で仕事をしていてもPCは知りません。
人間は1日に45時間仕事ができるなんてすぐわかります。
人間のすることとPCがすることを一緒にしてはいけません。
お役人にはわかりませんがね。
今井 一光 (火曜日, 06 3月 2018 01:06)
ありがとうございます。
そもそもお役人たちのお仕事といえばは数字合わせと忖度そして
自身の出世にのみ神経を注力している様子しかうかがえませんね。
歴史上、特に江戸時代など役人を通すだけ野暮という風潮がありました。
職業を弄るのはよくありませんが、高給取りの皆さんへの庶民から見た
僻みを込めて「国民のために仕事をやっておくれ」と言いたくなります。