ようやくにホッとできるような気温になったような。
痛いところばかりで体が冷えるとどうしても鎮痛剤の力を借りる機会が多くなります。
以前は何とか「痛みを無視」して「寝て誤魔化す」方法をとっていましたが最近は眠っても治らない事も多くなって手っ取り早くクスリに頼みます。
今のところ、効き目は有効ですが副作用の発生はこれも無視。
いずれ効き目が薄くなるような気がしてなりませんが、痛みの中でもこの頭痛だけは何とかしておかないと仕事に障ります。
映画ダイハードでブルース・ウィルスがアスピリンを飲みまくるシーンがありますが、体に悪そうを思いました。逆にあれだけ飲んでも平気でいられるのかとも思いましたが・・・
しかし最近ではアスピリンは血液をサラサラにするといわれ、脳梗塞や心筋梗塞を病んだ人への次の予防に投薬効果を期待されているともききます。
まぁ鎮痛剤、頭痛薬は色々と種類があって効きが悪いと見れば変えていけばイイのですが、血液をサラサラにしてくれるアスピリンの効能、「悪くない」ように思えます。
さて、オーソドックスな五輪塔です。
比較的大きなタイプで自徳院の層塔と同様、一基だけ浮いたようにあるものです。
同じ浜松の報恩寺です(場所はこちら)。
一石五輪塔を除いて五つのパーツをそれぞれ石工が完成図を描いて作っていくワケですが問題は石の質。
同じ風合いを出すために同じ産地でしかも採取場所は近いほどイイでしょうね。ムラがあると納品の際、施主からクレームが出かねません。
ただし、大型のものともなるとうまい具合に良好な石材を採取できるかはわかりませんので、産地だなんだを無視して「在庫」のあり合わせや急ごしらえで「仕入れた」同質のものを組み合わせるやり方もありますね。
こういった石塔に関してまず数百年の経年など考えているワケはないでしょう。
というかそれらを新品で設置した際にどういうカタチに変化しているかなどどうでもイイといったレベル。だいたい知る由もないですが責任など消滅。
よって「ふむふむ・・・このパーツは崩壊が進んでいるのでパーツ取りだ」などと断定することもできないワケで。
気持ちとしては5パーツが同様に崩壊劣化が進んでくれていればわかりやすいということですがその判定基準も曖昧なのでした。元のオリジナルか後補ありかよりもやはり見た目バランスの基準で決まります。感覚主体。
この五輪塔は鎌倉後期オリジナルという見立てがされています。ただしこの墓石に関する寺の由緒というものを聞きませんし、一つだけポツンとあるというのと他の近代の墓地の中にあるというのにはいかにも違和感が。
よってどちらかからの移築を考えます。
山門は長屋門で商家からの移築。江戸期の釈迦涅槃図の寺宝は龍潭寺から贈られたそうです。
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