上記買取価格表は静岡市内の貴金属店店頭に掲げられていたものですが1か月程度前のもの。
金相場など私の興味外の世界でして、値が上がっているということは漠然とは知っていたものの奥方の方は結構に気にしていたようでその日「換金に行く」と切り出しました。
要は貴金属装飾品の類は「もうイラネ」とのこと。
ここは一つ、煩わしいモノは売っ払って「うまいものでも食いに行こう」という企画です。
奥方は若い頃に貴金属屋でアルバイトしていたといい、自分用に購入したものと父母から貰ったという何点かの「金のアクセサリー」を持っていたようです。
店頭看板通りの金額にはならなかったよう。
しかし大したトータルの金額にはならないだろうという予想を裏切って、「へ~え」と声が出るくらいのキャッシュをゲットしていました。
やはり最近、某方がお母さんの遺した貴金属を処分した結果、「100万円以上になった」と聞きましたので、家庭内の埋蔵金とはこのことだと実感したところです。
まぁ娘でもいたとすればホレ・・・という具合に呉ることができましょうが、奥方は「ゴミ」として息子に処分されるのならと早めにクリアさせたというワケですね。
自身の所有物を処分換金することに関してそうは問題がないでしょうが、母親の所有物を処分するということとなれば相続という行為を通しますのでコレがお上にバレればバッチリ課税されることになるでしょうね。
しかし、私の母親の場合、昔は色々と首に巻いたり指にハメたりしていたのを見ていましたが、この10年見たこともありません。
忽然と消えた感があって、先日「まさか・・・」と息子に下手人疑いのメールをしました・・・その手の事に頭が回っていないことを確認したところです。
まだどこかに埋もれているか、おそらく妹あたりが引き継いでいるのでしょう。
友人の独り暮らしだったその母親が亡くなった際、やはり貴金属に関して豊富に所有していた事を思い出してから家の中を探し回ったそうですが、まったく出てこなかったと。
「誰かにくれちゃったか、とられちゃった」との結論でした。
最近はその金価格の高騰に目を付けて「婆さん騙し」の悪事をはたらく小僧共がいるようですが、もし母親を一人で故郷に残すような状況にある場合、通帳・カード・印鑑等のほか、金装飾品のケアを怠りなく。
画像は生々流転墓の上に乗って誘う舞鶴殿の図。
境内を縦横無尽に走り回っています。
それにしても墓参の花が寂しいこの寒空下、このお墓だけは色とりどりな新鮮を持続しています。
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