福井県内の豪雪は強烈ですね。
立往生したまま雪に閉じ込められて亡くなった方もあるとのこと。2日目の晩を車中過ごすといいますから自然の事とはいえそういう時はすべてのことに悔恨を抱きますね。ブツケどころのない怒りも。
最初に止まった車があったことは確かで、その車がその苦渋の事の発端となったのですが、降雪についてはみなさんおそらく知っての事、一旦公共の道路を走ることはそこにいる者と一味同然とならなければいけないということをあらためて知ったところです。将に酷道8号線。
あそこまでドカドカと降られれば都内重宝の融雪剤などまったく意味をなさないでしょうね。
何せ行列というものは前が進めなければどうにもなりませんから、もし私が「缶詰」になったとしたらただただ自身不運を恨むだけですね。
生活道路としてその道を使わざるを得ない方にとってはどうしようもない不運ですが、ノー天気の太平洋岸育ちの私は以前、この時期に福井界隈をちょろちょろした覚えがあります。2012年の2月でした。
「高速道 どこまで行っても 1000円キリ」でしたから高速代金の心配はいりませんでしたね。
車の高さを超えるまでに掻き寄せられた北陸道の雪の圧巻はありましたが降雪地帯とはいえ「大したことはないな」と軽口を言っていたことを思い出します(丸岡城 一乗谷 こちらも)。この時期に四駆とはいえサマータイヤにノーチェーンでしたから。
「知らぬが仏」とはいいますがまさに幸運だけの恥さらし。
「まだまだ降ります」予報に車中バカバカしくまた無慈悲を感じるのみの時間をお察しいたします。
バカバカしいといえばそろそろ確定申告の候。
お寺にある私にはそのイベントにはあまり関係のない身ではあります。個人的に不労所得があるワケでもなく個人の収入から何やかやについてはプロに任せていますので「頭を痛める」ことはありませんが、個人経営の店主のみなさんからはその煩わしさの件多々聞こえてきます。
今年は親戚に不幸がありその相続やら保険の受取やらでその申告をする縁者があって私にも「どうすればイイの」とも振られます。
冗談で「恍けちゃえば」というもののお上の探索は厳しいですからね、お咎めをうける前に「国民の義務」と割り切って「税務署にGO!」とは申しております。
まぁ色々動いて処理に掛った経費は計上して少しでも「浮かさにゃしょんない」と「領収書」を揃える事を念押しするところです。
しかしご時節柄その「領収書もってこい」の税務署職員の厳しいお達しに「おいおいそりゃおかしいだろが・・・」という声が
税務署カウンターでぶつけられているといいます。
それは国税庁長官の佐川宣寿という人が理財局時代に(例のソーリに関する都合の悪そうな・・・)「資料は処分してナイです」をゴリ押ししたことからですね。
そこで、あんたらの親分が「無いものでも通す」と言っているのだから「書面(領収書)無くても通せ!」というのが言い分ですね。
税務署の大親分が「いいんだ」と言っている。だからそれを庶民に向かっても「ヨシにしろ」。
なかなか言い分としては正義です。辻褄が合っています。
そもそもそれらは相手がお上とはいえ「掠め取り」(利益の上前をハネる)と感じる人も少なくないでしょう。
それだけにあのインチキ臭い国税庁長官様への「国民の義務」の遂行には抵抗大アリとなっているよう。
バカバカしくてまともに貢ぎたくないというのが皆さん本音です。
以前も不動産業を営む叔父が「節税とはギリ脱税」風の事と言っていましたが今、世間では「どうやって脱税してやろうか・・・」と頭を痛めているのでしょうね。
江戸っ子風汚い言葉で言わせてもらえりゃあ・・・
「二本差しが怖くて田楽が喰えるか 間抜けな言い種並べて こそこそすっこんでねえで 出るとこおん出てしっかり話しちめぇな それこそ器のでけえ男だ ちいせえちいせえ みっともねぇったら 仕方ねぇ」。
歌舞伎の演目風に記せば「恥説花論功行賞」(はじばなしはなのろんこうこうしょう)とでも。
「ばっちょろがって」(おもしろがって)歌舞伎狂言風言い回しを記しましたが、3月の国立劇場「梅雨小袖昔八丈」(つゆこそでむかしはちじょう)-「髪結新三」のチケットを叔父からプレゼントされました。
音羽屋若衆、菊之助親子が出演、菊之助の初の新三役、スチール写真の菊之助新三はまさにワルを感じさせます。
花道3列目と絶妙な場所で特に楽しみにしています。
画像①②③が北庄城④⑤福井城⑥一乗谷。「綱渡り」的行脚であったことをあらためて知りました。
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