息子を京都に送り届け、買い込んだ生活用品に食料を部屋に納めたあとは「昼飯でも・・・」ということになります。
しかし京都市内は食事をとれる店は各ある中、ひょいと車を停められて入店できる店はそうは無いですね。
最寄りのコインパーキングを利用すればいいのですが、最低でも1時間400円の出費は加算しなくてはなりません。
地所が高いから仕方がないのでしょうが、駐車場設置の店を探すのが面倒ですから。
先日は渋谷・恵比寿界隈でしたがちょいと仕事を済ませたあとに食事をしただけで3000円を超えていました。よって京都はまだマシの部類です。
コインパーキングの仕切りですが京都は30分単位(人気の場所は高い!)、東京は15分単位です。ここでも都内車所有のバカバカしさを思います。
その時入ったのは彼の家の近くの「宮本むなし」チェーン。
ふざけた店名ですが何しろお財布にやさしくてガッツリいけますので書生さんからサラリーマンまで気安い店。
なにしろ定食なら御飯のおかわりが何杯でもOKというのがウリの店ですね。
大通りに面していますので勿論コインパーキングを使用しなくてはなりません。まぁ見知らぬ街をブラつくのは悪くないものです。
その時もうまそうなカレー屋をみつけましたので次はそちらに行こうということになりました。
息子の住まう場所は堀川通りを入った弾正町界隈。
その辺りには食べ物屋さんはありませんし、堀川通の北行きの商店街には数件は目にとまるものの南下しだすとUターンは面倒になりますしそもそもコインパーキング自体ありません。
「宮本むなし」は堀川通を二条城を挟み込むように丸田町通と御池通にそれも堀川通に比較的近い場所に2件あります。
御池通のその店の北側、御池通と並行して走る押小路通近くの地名に「古城」なる地名がありますが、この地名はしっかりと訴えているものがあります。
それが秀吉の二条城といわれる妙顕寺城の址です。
秀吉が聚楽第を建てる以前に京都で政務を執るための「城」といいますね。
普通「二条城」といえば今の二条城、修学旅行の学生さんと外国人観光客で溢れかえっている場所ですが、そちらは一言でいえば江戸期の城、徳川の城です。
信長の二条城は武衛陣町の現平安女学院。
秀吉の方はといえば息子が今居る弾正町や一条戻り橋あたりが北限と言われる聚楽第があまりにも有名ですが、当初の京都の屋敷はこの妙顕寺を追い出して(秀吉は寺を移動させて集約しました)築いた「京都の新二条城」でした。
周辺、遺構などというものはまったくなし。城址など微塵も感じない、高級住宅地の佇まい。
今は真宗大谷派の西福寺前にそれを記す石柱が建っていますがその古の「古城」なる地名を残していただいただけでもうれしいことではあります。
上記⑤画像の奥に「今の」二条城の隅櫓が見えます(場所はこちら)。
一番最後の画像は今度絶対に寄りたいカレー屋さん。
京都の町にはカレー専門店かなり多し。丸太町通から新町通の「カリル」なる店。食レポブログになりそう。
尚、「奥の墓道」氏はカレー食を週3回に減らしたとのこと。
理由は私が奨励した皮付きピーナッツ食を並行して痛風が悪化したことによるそうです。
なんでも食べ過ぎはよくないですね。
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