お盆の季節といえば墓参り。
コレ当たり前の日本の風習です。
一昨日のニュースで「大坂七墓の物証」との表題。
梅田にて人骨が約200体出てきたというものでしたが、現在のあそこあたりの状況をご存知の方は「いったいどういうこと?」というところでしょう。
どう考えても梅田は繁華街。
ビルが乱立しているような場所ですからね。しかし江戸期と言えば梅田、阿倍野、千日(またはこちら)は荼毘所であって墓ばかりの辺鄙な地でした(都市の周囲)。
今回の梅田も墓地があったことはわかっていたそうですが再開発に伴う発掘調査(明治期の図面をもとに)をすると200以上の人骨が出てきたということのよう。
まぁ、明治のドサクサで墓をそのまま埋めて開発を続けた結果の事。
時間が経てば「無かったこと」というのは今でも政治家の手法に残っていますのでさして驚きませんが。
火葬主体に移行していると考えられていたところに土葬も併用されていたことがわかったそうです。
記事で面白かったのは「お盆の七墓巡り」という余興があって大阪の七つの墓域をすべて回ると「自分の葬儀が晴れになる」といわれているとのこと(梅田・葭原・蒲生・小橋・高津・千日・飛田- 近松門左衛門『賀古教信七墓廻』)。
葬儀当日の天気はやはり昔から「晴れていて欲しい」とみなさん希望していたのですね。私は仕事がらそれには納得できます。天気のことはどうしようもないといえどもやはり参拝者に無理や苦渋を強いたくないですからね。
生前の「おかげさまたち」が弔いに来てくださっているのだから・・・せめて・・・の心配りというものが感じられるのです。
特に埋葬の葬列や墓を掘る人足の手配もあった当時の弔い儀式というものはたくさんの人たちの手を借りたものです。
そして葬儀だけでなく法要など儀式の催される日は雨天よりも晴れていた方がイイに決まっています。何より滞りなく事が進みますね。急に大阪に向かいたくなるようなニュースでした。
私の気がかりなのは8月15日のお天気の件。
天気予報もコロコロ変わって雨→曇→雨などでしたが、まったくアテになりません。
「適当言ってる」感ありますが、最近は西の空を見ているといつ降っても仕方ないくらいの感じが続いています。
予報では「曇りのち雨」でしたが何とかして欲しい気持ちです。
やきもきさせられる原因はお伝えの通り①15日拙寺では14時からの「8月の法要」のあとに「寺ジャズ」が開催されるということ。
そして18時からは萩間川河畔に向かって灯ろう流しのスタートとなる法要が開催されることになっているからです。
今年は私が幹事になっていますので用意とセッティングをしますが、降雨ともなればすべてが台無しですね。
何より濡れるのは御免ですし・・・。
お盆限定ではありませんが私は墓場巡りにかけては人様には負けていません。そう言うと墓道氏がニヤッと笑って「オレの知っている限りは墓場巡りの第一人者と云えばお前だけ」(無価値・・・)と。
画像は昨夕掛川に同時集合してもらった京都からの次男と横浜からの「奥の墓道氏」+奥方の4人で入ったインドカレー専門店。
私は相変わらずとターメリック食を実践継続しています。
私が早死にしたら「効果ナシ」とでも断じていただければ。
辛さを「普通」から「中辛」に心がけてカプサイシンの摂取を多めに加えれば、③の効果に加えて「誤嚥性肺炎」の予防になると聞きました。詳しくは各お調べご確認いただきますよう。
★寺ジャズの参加はフリーです。
尚駐車場は近隣の波津区コミュニティセンター(奥からお願いします)かその上の小堤山公園駐車場にお願いいたします。
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