数日前に「北海道が日本で1番暑かった」(37℃オーバー)の報には驚きました。まぁこれも「局地的タイムリー」という自然の驚異の一つなのでしょうが・・・
これは不思議なことですが、私のいた沖縄でそのような「過激」な数値は見たことがありませんでした。
涼しそうな37℃とジリジリした32℃(沖縄)この違いを目と体で確認してみたくなりましたね。
陽が傾いて境内を日陰が覆った頃、私の水やりの時間となります。
素足にサンダルで表に出れば蚊の餌食となることは確定的。
しかし靴下を履いてまで表に出るのもシャクですので、適当にハッカオイルをたらすなどの対策はたてています。ただし殆ど気休めの部類ですね。
昨日「こりゃあイイ!!」と思ったのが蚊の出現が無かったこと。
奴らも人間が心地よければ気持ちよく活動し、人が暑くてヘロヘロになっていれば「苦しい」のですね。
水たまりが蒸発し、花入れの水が「沸騰」するが如く高温になれば彼らの生活環境はおそらく劣悪。
この暑さ、考えようですが悪い事だけではありませんね。
蚊にいい思いはさせたくありません。
今回の大河ドラマは少々趣を変えて歴史に向き合ったところを見せていました。井伊を少し離れて今川氏真周辺について。
寿桂尼は子の義元なき後の今川家を代する立場にいたことは違いないところ。
いわば「何も知らない」孫の氏真の後見人であったのです。
今川家惣主氏真の心の動きを演出上引き出す意味で、寿桂尼が氏真を呼ぶその名が「龍王」は良かったですね。
これはいわゆる「幼名」であって「お婆さんと孫」の関係を引きずっていることを意図しています。
昨日の氏真については別の切り口による再評価であって歴史的に見れば寿桂尼が「尼将軍」、氏真が「馬嫁なる大将」というイメージは確たるもの。その点を描くにまさに適格な演出でした。
小野がますます「いいもの」に描かれていく進行は少々違和感が残りますが、結構面白い回でした。
さて宇治槙島城について。
一度ブログに記していますが、今回は別の場所からの図。
昨晩のニュースにありましたが宇治市では今、野犬が問題になっているといいます。住宅街で鹿を咥えているシェパード風野犬の映像を見て恐れおののきました。
あの辺りの住人の証言にありましたが、飼い犬が手に負えなくなると普通に山に捨てているといいます。
まさか私の信奉する京都の人々の口から今時そのような無責任な発言が出て来るとは思いもしませんでした。
私の保身ではありますが、あの辺りをうろつく私としてはあんなデカイ野犬の群れと山で鉢合わせになるのは・・・もう「無理」。
私が沖縄に住んでいた頃は野良犬は普通に街区から山間部までいて追い回された経験もありましたが、さすがに今は無いでしょう。
飼えなくなったから捨てる・・・人間のエゴに振り回される動物たちに罪はないのですが・・・行政は罠を仕掛けて捕獲しているようですが、彼らの行先はきっと・・・
信長は槙島城攻めの宇治川渡河作戦は勿論、歴史的エピソード「宇治川の先陣争い」を自身に準えたといいます。
やはり宇治川の水量は多く、軍勢はその進行を躊躇したといいますが、自ら率先して川を渡ったと。
トップに立つものが配下・部下の者に暗黙の叱咤をするために口でいうのではなく自ら率先し「背中を見せる」ことの重さを示す1例でもありました。
前回記した任天堂宇治工場とは反対方向に槙島公園という小さな公園があります(場所はこちら)。
より、宇治川に近い場所にあり、また石碑なども充実していて城址の感覚としてはこちらでしょう。
前回の公園はあまりにも宅地の一画という感がありました。
宇治川側が住宅地、北と東は広大な畑が広がっていますが、かつては低湿地帯で水路が網の目状に堀の如く廻らされた城だったのでしょう。
局地的降雨がもし宇治に発生したら、あの辺りは浸水夥しいという立地であると思います。
最後の画像は公園の北側になりますがかつて巨椋池(おぐらいけ)という湖がありました。⑥画像の高架が京滋バイパスで北側。⑦方向が南側で宇治川橋方面となります。
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野村幸一 (火曜日, 18 7月 2017 08:55)
犬を捨てるのは困りものですね。どんな被害が出るか予測ができませんね。自分が子供の頃は野良犬なんか見ては可愛いと言いながら友達みんなでヨシヨシ…なんてやっていましたが、いざ親の立場になると…
先日、近所の大きな公園(管理人が常駐する規模)で見たことない動物が…ウサギでした。三羽も。見た感じかなり上品な風貌でとても野ウサギには見えません。可愛いのと子供たちも喜んでいるので、公園で飼うようにしたのかと管理人さんへ聞いてみると飼育はしていないとの返事。不届者が捨てていったようです。私の住む住居付近にもそのウサギが迷い込み近所の子供たちも大はしゃぎだったのですが、しばらくして捕獲されたようです。私個人としては公園で飼育してもらえたら…と思いましたが、そう簡単にはいきませんね。
どこの誰かはわからないですが、そういう無責任な輩には非常に不快感を覚えるのでありました。
今井一光 (火曜日, 18 7月 2017 09:51)
ありがとうございます。
趣味も多様化して色々な動物が街区をうろついているようですね。
飼育放棄はとんでもない無責任と吐き捨てたくなりますが、中には飼い主が病気入院や
死去によって「放たれる」事案もあるようです。
ペットはセラピーに一役かって重宝されますが一旦施主不在となった場合に
お払い箱となってしまうのは悲しいことです。
どこか受け口が欲しいものですが・・・