昨日もまずまずの好天につき殆どの時間を境内の樹木の剪定で過ごしました。
軽トラ1台分を処理場に搬入して終了しましたが、おそらくざっと見ても「何も変わっていないだろ」と思われるくらいのものです。チェーンソーなどの出番はなくサラっと刈り込みばさみを入れる程度でしたから。
だいたい塗装作業ではありませんので作業着は派手めのアロハシャツ。仕事感まるでナシ。
境内でブラついていればお墓参りの檀家さんとお話になることもままあって、そちらにも時間を割く事にもなりますから、あまり気張った仕事とはなりません。中には2時間以上も立ち話をして帰る人もいるくらいです。
「坊さん捕まえて、からかってやろう」という方は案外多いものですね。
境内にガラス張りの喫茶室でもあれば・・・などと考えてしまいます。勿論私がマスターに早変わり。アロハシャツにエプロンを着けて、そのおからかいの文言にお付き合いできれば楽しいひと時になりましょう。
「アイスコーヒー300円」ならどうでしょう・・・
私はコーヒーは淹れられないので、やはりネスカフェ・・・新喜劇ですね。
というワケで例年の如く結構に日焼けしているようです。
先般の法事でもそこのところは「酒は飲めない」と同時に突っ込まれるところですが、その「作業焼け」もまた皆さん半信半疑のようです(この坊さんはウソばっかり・・・)。
人でも物でも見た目で判断することはホントはイケないことです。第一印象が大切とはいいますが、「私の感覚」そのものが怪しかったりしますので。
私についてのことはどうでもいいのですが、しばしば「見た感じ」で何かを即断するということは間違いのもととなります。
私も大いにその傾向(即断即決衝動的判断)がありますが謹むべきスタンスだと思っています。この手の所作は下手をすれば大やけどでは済まないことになりましょう。
さて、先般のお寺の遠足では青龍殿からサントリービール工場あたりのお話を記しましたが、ビール工場待ちの時間として勝竜寺城を選択していました。
どちらかで記しましたが計画としてはこの間に竹林公園が入っていましたが水曜定休と重なってしまいましたので。
私の趣味がツアーに入っていることは仕方ないところですがかつてのこちらの城についてはブログでも記しています。
2016.06.24 勝竜寺城の九曜紋
2016.06.20 勝竜寺城
2016.06.19 勝竜寺
2016.06.14 勝竜寺城 沼田丸
2016.06.13 勝竜寺城
2016.06.12 勝竜寺城
そして墓域 品川区超一等地
時間が1時間30分程度ありましたので、その旨バス会社に伝えていたのですが担当者から「見るところないよ」とのアドバイスをいただきました。
私もそのあたりのことは重々承知の事で、一番の懸念材料でしたが私からすれば「1.5時間では時間が足りないよ」のレベルでもあります。「いや、周辺にはたくさんの見るべきところはある」と強がりを言っていました。
といいながらも「見るところ多数」はその筋の興味がある人限定ですから「ガラシャ」すら知らないという方もいらっしゃる中でその懸念は当たったようでした。
「どうやって時間を潰そうか」と足に不安のある方は休憩所で座り込んでいましたが、城外ですれ違った活動的な人たちに「どちらへ?」と聞けば一斉に「スイーツを探しに」と。
「そこかよ・・・」と内心思いましたが、やはり「そこ」が大事なところなのですね。しかしあの辺りでうまそうなスイーツを出す店は? 私のフィールド外です。
私にはあそこに「ローソンがあるよ」とコンビニを指さすのみでした。
勝竜寺でのバス時間待ちの間、皆さんは何故か堀の鯉に興味が集中し、わざわざ前述のコンビニに走って、鯉の餌にするパン類を買い込みに走った方多数。この鯉というヤツが「進化」すると「龍」になると昔から言われていました。青龍殿→勝竜寺城と龍つながりでもありましたが・・・。
遠州の人間がこの勝竜寺城に来る、あるいは知るということはそうはないことだと思います。コレについては私の「趣味に走りすぎる」との御指摘を受けそうなのですが、実は私の次の戦国時代を描く大河ドラマはもしかしてこの辺りかも・・・と思うところがあります。
戦国時代で尚且つ女性のストーリー・・・といえば「ガラシャ」などはうってつけですね。そして宗教的演出に関してはNHKはことキリスト教に関しては寛大ですからね。
「ガラシャ」がクローズアップすれば当然に父の明智光秀が前面に描かれるでしょうし、地域分散しますのでたくさんの地に恩恵がくだりましょう。
その際、必ずといって主城として出てくるのが勝竜寺城です。
天王山、山崎も目と鼻の先で戦国史でも王道を歩んだ人たちですからね。何年後になるかはわかりませんが、そろそろ「来そう」という感じがしています。
私の予想、次の戦国大河の大本命です。
下の画像は拙寺の梅の収穫4キロ。
昨日の夕方、仕事は終わったと一息ついていると、奥方より「まだ終わっていない・・ぞ」と追い立てられて脚立に上がりました。
たった1本きりの小さな木(春先から何度かブログに登場しています)ですが、今年はあたり年でした。あの白くて香りのイイ小さな花がこの実に化けるのですから・・・鯉が龍に化けるといわれてもまんざら信じられないことでもありません。
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小山昭治 (水曜日, 31 5月 2017 08:46)
いつもいつも剪定、伐採、ご苦労様です。
お寺の境内にカフェもいいですね。
コーヒーではなくて出すなら「無量寿」でしょうね。
決算書、「無量寿」ありがとうございました。
お遊びで(失礼?)損が出なければ上等ですね。
私は報告会に出る気もございません。
出資を募った以上、報告は義務ですから仕方ありませんがね。
ご苦労様です。ありがとうございました。
今井一光 (水曜日, 31 5月 2017 12:01)
ありがとうございます。
そうですね、大切な無量寿茶を忘れていました。
お茶の売上は「お遊び」にしてはまずまず。
テントを二張寄進いただいてお寺としても嬉しい限りです。