昨日、バス会社(静鉄)の担当より今回のバスチャーター一式の請求書が回ってきました。
ひょっとしてプラマイゼロに何とか持ち込めるか・・・という期待はありましたがそれは少々甘すぎでした。
参加者の減による私の行ったケチケチ行脚への変更事項といえば、
①駐車場代金のかからない場所のみ選択(バス駐車場料金は普通車に比してバカ高です)
②昼食代予算の減
③相良帰還時の夕食タイムをなくし車内での弁当タイム(バスと乗務員の拘束時間を減らすため)
④前回マイナスだったことから会費を2000円upしての募集
といったカタチで対処していました。
しかしそれらの節約モードも水泡。
主たる原因はバスチャーター代金の値上げ(約2万円)でした。
まさかと思いましたが、それを確認せずに発注した私のミスでした。
そもそも「大浴場付きで京都駅近く」などという少々贅沢なくくりで決定したホテルは昨年より単価が2000円程度高かったのでした。そのためのオーバーは予測していましたが最悪「どちらかから流用すればイイ」といういつもの安直なドンぶり勘定をしていましたね。
昨年の四条河原町のホテルは四条通が観光バス進入を禁止していますので烏丸通から皆さんを歩かせたのでしたが、その不評を加味して、今回はホテルとバス降車場所との距離(今回は50m)を短くするということも決定の理由でした。
皮肉にも昨年それらについて指摘された方たちは非参加だったのですが、品質と対応、システムという点を比較して昨年と同様でも良かったかも知れないという気持ちは残りました。
全国各地で2、3流あるいは「もぐり」のバス会社による大事故の頻発により国の指導や社内安全基準は厳しくなって、またかつ大手への需要増も重なったためでしょう。
大手バス会社となればホクホク状態かも知れません。
そのうえ海外からの観光客増によるバスチャーター依頼に、学校の管理のしやすさということもあって「修学旅行はバスオンリー」という発想が今中学校では当たり前のようになっていることも「バスが足りない」理由といいます。
ちなみに私の学童時代は鉄道オンリーでしたが。
そういうワケで修学旅行シーズンのバス代金は高騰ぎみ。
半年以上前からフル稼働の京都(ホテルとバス)の予約を行ってコースを決定、駐車場手配に観光手配まで行えども、このやれやれ感ですからね。ホテルの団体予約など京都市内はもはや不可能に近いレベル。
参加者皆さんが無事のうち喜んで帰ってきていただければそれで上出来なのですが、もう少し「何とかしようよ」と自問しています。
そもそも利益など求めてはいませんが「私設旅行代理店」経営者としては落第点でした。まったく数合わせ勘定は苦手です。
「社内規定?」により添乗するようになったガイドさんにはお世話になったことは事実で色々と動いていただきましたが何分「ガイド料」(32400円)の発生はキツイものがあります。
宿泊費と食事代を合わせれば50000円になりました。
行先は私がすべて決めていますのでね。「ガイド」といわれても・・・
昨日は「35人」がレッドラインと記しましたがこの請求額で一夜にしてそれを訂正します。「37人」がプラマイゼロになりました。
38人以上で「婦人部皆さん集めてのランチ反省会ができる」といったところです。
当初私が寺に入ってからのバス遠足では代金はより低価格。
それでいて旅行後に返金に各家を廻ったほどですから現状凄い変わりようです。
この業界だけはインフレ率は上昇していますね。
それも「2%」どころの騒ぎではないくらい。お国からすれば優等生です。
画像は昨日の東山山頂公園から歩いて約100m。
青龍殿の景色(以前のブログ)は絶景。正式にはこちらは「高台寺山」と呼ぶようですね。
初日17日の画像で少々雲が出ていますが翌日は雲が見当たらない真っ青な空でした。
集合写真はこちらで撮影しました。拙寺の門前掲示板に大判を貼り付けてあります。
こちらの建屋は大正時代のもので他所から移築されたのですが、拙寺「寺楽市」にて焼き団子やたい焼き屋、昨年では落語会を当山で開催お手伝いしていただいている瓦屋さんが瓦を葺いています。
拙寺本堂の瓦を葺いた瓦屋さん「渡邉商店」のホームページをどうぞ。
拙寺境内で団子を焼いている社長さんの顔もありました。
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小山昭治 (月曜日, 22 5月 2017 16:37)
コメント欄出ました。
バスの値段は明らかに安全のためですね。
今まで安値競争が激しかったからね。
サービス店会でも旅行を企画しているので骨身に応えています。
どこまでが適正かわかりませんが、仕方がありませんね。
流れるままに最善の方法をとるしかありません。
今井一光 (月曜日, 22 5月 2017 20:22)
ありがとうございます。
バス会社の選択の余地は皆無です。
檀家さんのうち関係者は多数ですし。
まぁ「安全のため」とは言われても人間のやることですし、事故の確率は
そうは減るものではないでしょうが。
これは絶対的理由、「事故があった際の幹事の言い訳」にはなりますね。
地元大手であれば「致し方ない」と納得いただけましょう。
少なくとも幹事の直接責任だけは免れましょう。
そういう意味での安全性は有意義です。
一か八かで旅行に連れては行けませんし。