昨日の法務局ドタバタの件、実務最前線の叔父に聞けば、今時のそのスジの人なら「ネットは当たり前、法務局回りなどしない」とのこと。
それは「登記情報提供サービス」というもの。
手数料も法務局と殆ど同様でクレジットカードの決済ができるお気軽お手軽サイト。
体を動かさず机の上のみで情報が得られるこの時代、おそるべし。
さて「井平」という地は井伊谷の北、「渋川」との中間という立地になります。先日記した小野政次の処刑獄門場として伝わる井伊谷川に架かる橋を渡ると「花平」という地になりますが、そちらを含めて「井平」でよろしいかと。
そして井平城下の井平集落を東に進んだところにあの井伊直平の菩提寺と云われる渓雲寺があります(場所はこちら)。
三岳城のある三岳山の北に位置しその山の南西に位置する井伊谷、東の大平城(別の地図はこちら)と山に囲まれた3つの拠点が浮かんできます。
井伊直平は大河ドラマでは個性的キャラで存在感を表しながら「ナレ死」という歯切れの悪さで突然消えてしまったという感がぬぐえませんがそれでもあのおかげでその地、「川名」が有名になりましたね。
もともとこちらには川名の火祭り「ひよんどり」という田遊びがありますがそちらの「メイン会場」となる福満寺薬師堂も目と鼻の先というロケーションです。
こちら渓雲寺には2つの石塔がありました。「庚申塔」に関しては石塔好きの私としても興味の外ということですがそれは「庚申待ち」という民間習俗というか土俗的信仰によるものであるということと、圧倒的に「そう古くない」という感覚にあります。固定観念といえばそうなのかも知れませんが、こればっかりは自然石を使用したものよりも古めの人工的美観というものを追っかけたいところでもあります。
今一つある「経王塔」は特定の経典の文字を記した素材を納めて(納経)貴び礼拝の対象とする一つの信仰のカタチですが、このカタチでの経王塔はこの地区で初めて気づきました。いずれにしろそう古そうな感じには見えませんが、その云われについては不詳です。
①②③は井平集落、井平城の南西の城の外堀として流れる井伊谷川上流に祀られた水神と川のせせらぎ。「井伊」に清流はつきもののよう。どちらにもあの「竜宮小僧」が出てくるような気がします。
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がつお (木曜日, 04 5月 2017 14:59)
またまた関係ない話題ですいません。
某氏(伏せる意味がないかもしれませんが)のfacebookで自身の本家のお寺ということで法行寺が出ていてgoogleで「法行寺 ○○(その人の名前)」で検索したら2012/02/26のブログ「安城行脚-水井山法行寺」が出てきてびっくり。(私もブログに出ている関係があるのかと思い検索してみた次第。あの名字で三河とくればかの武将が思いついたもので)
以前書いた私のご先祖の関係でfacebookで友達になってもらっておりましていろいろと教えていただいています。
その人は武道を研究されているので私のご先祖探しとは意を異にしていますが私のご先祖が開いたとされる流派も研究されていていろいろな資料をfacebookで公開されているので勉強させていただいています。
本当に関係なかったらすいません。
今井一光 (木曜日, 04 5月 2017 22:12)
ありがとうございます。
決して関係のないお話ではありません。
私も父方祖母の家系については大いに興味あるところですが
なかなか伺う機会に恵まれず突っ込んだ話を聞けていません。
いずれまた行きたいと思っています。
詳しい話が聞けても聞けなくても。
どうぞまたよろしくお願いいたします。