一昨日のちょっとした嵐の如く風雨の翌日は何とか晴れ間がのぞいて気温も20℃まで上がりました。
遅かった遠州のソメイヨシノの開花も進み、この日が満開だったよう。どちらの山々や街道筋にはサクラはじめ花々が競うように咲き乱れていました。
体の方も鈍りギミということもあって、遠州~三河あたりまで足を延ばして城の3つ4つを「確認」に参りました。
どちらの山々、街道筋にはサクラ以外の花々が競うように咲き乱れて本格的な春の到来を実感させていただきました。
贅沢すぎる1日でした。
遠州三河国境にはたくさんの城があって気ばかりが散って集中できませんが、満開のお日和に自由な時間をとれたことはありがたく、ただ車を走らせているだけで目に飛び込んでくる花々の彩を楽しみました。
さて、三河新城には「桜淵」というサクラの名所があることは承知していましたが、たまたまその前の道を通過しました。
その前にその「桜淵」という地名について同乗者と話していましたので、偶然とはいえその場所に行きあたったことに感激しました。
その話の中身は「サクラ」とは今風キラキラネームの一種でその隠れた意味とは「削く」と「クラ」(崖や傾斜地の意)で「地盤が悪い場所」+「淵」の何々。よって「豊川沿いの崖っ淵」のイメージについて想像していました。
何しろ満開のその公園の様子ときたら圧巻で、「是非に見物」と思いきや、平日にもかかわらず数多の自家用車のうえ、「駐車料金500円」の看板に一同ドン引きしてそのまま通過してしまいました。
それはそれは圧倒的なソメイヨシノの数は素晴らしいものがありますが、この時期お金を支払うこともなくどちらであってもサクラを愛でることはできますので・・・。
まぁまったく「ケチくさいこと」とは思いましたが、人混みの中に敢えて飛び込む必要はありませんね。
そしてその場を通過後はお約束の如く長篠城へ。
こちらは駐車場代はタダ、街道筋の超お手軽なお城です。
十分に楽しむことができました。
昼食は本丸前の鳥料理専門店のランチ。車はそのまま。
私は「キモカワメシ」を所望しました。
こちらは鳥の肝と皮の意、スグに理解できました。
ところがその店の前に建つ石標の字面に「何コレ?」を思うことしきり、つい後ろ側に回り込みました。
正面には「心」の一字。
この字は私にとっていかにも難しい字です。
まず私のそれは「信じられない」ですしそもそも漠然として「何だかよくわからない」といったものです。
甚だ難解で難しいというイメージしかしませんね。
「心とは いかなるものを いうやらん
墨絵にかきし 松風の音」
こちらは一休さん。松風とは静寂の中、「釜の湯が沸騰してシューシューいう音」いいますね。
要は「ワケわからん」というのが私の思う正解かも。
人にはその字の意味する「それぞれ」を持っているようで、しばしばそれを拝見させていただいていますが、いったいこの長篠城になぜ?
という気持ちが起こって、碑の後ろ側に回り込んだのでした。
この方はひょっとして、フィギュアスケートの彼?
昨今テレビで見た男泣きの「心」、やさしい・・・しかし大層違和感アリ。
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