冒頭の「魔物がいる」という表現が印象的でした、昨晩のNHKの「表層(粘土層)地盤のリスク」についてあらためて驚かされました。
その主たるものが家屋が倒壊する地盤と倒れない地盤があることです。その家が建つ地盤によって違った結果となるという恐ろしさ。局所的には2倍~の強さになるといいます。
表層の粘土層を「プリン・こんにゃく」と専門家が表現していましたがそのような場所に家を建てた人は、たまったものではありませんね。
層の厚さによって差異(粘土層の厚さが岩盤まで10m程度が一番ひどい?)が出ることは確実なようです。
またこれまでのハザードマップを一蹴するような大幅な変更があるよう。番組では「2倍3倍当たり前・・・」風。
見た目の地形では判断ができないというところ、専門家による「新ハザードマップ」の作製が待たれます。
ちなみに川の近くだからと言って「揺れが激しいとは限らない」という例では、川が逆に「柔らかい地表を流した」と考えられる場所もあるとのこと。高台であるから大丈夫とも限らないようです。また、概して「盛土」の住宅地の恐ろしさがわかりました。
これからの不動産価値の鑑定にはその辺りのところも加味しなくてはならなくなったようです。
しかしそのような「リスクがあります」などが公になれば住宅地として購入する人など誰もいませんね。
さて、以前大河ドラマに「直虎」が採用された報があったとき、そもそも友人の「奥の墓道」氏からは不安視した評価がなされていました。
「異色、歴史的にマイナー」であるということですが、番組の編成としては「冒険」なのですね。視聴率低迷と聞きます。
演出次第とは思っていましたが、直虎は歴史的にも文献が少ない人ですので、創作を入れなくてはなりません。
ここのところ描かれている「徳政」―借金チャラ令―に関するあれこれは彼女の政の中で一番にその「歴史」としての差配として挙げられるもので、注力して描くことはやむを得ませんが何分ストーリーはややこしくて面倒くさいこと。
甲高い声での怒鳴りあいのシーンもやたらと癇に障るということもあり当初のわかり易さ、子役のかわいらしさの世界とは別次元。同時間帯のウラ番組も有力なものが頻発してかなり厳しい状況に追い込まれているよう。
大河ドラマは1度見逃すと以後どうでもよくなって脱落組が増えてしまいますからね。
やはり「演出が今一つ」なのですね。
地元で少しはあの辺りの地名やら登場人物に聞き覚えのある人ならまだしも、ちょっとばかりメジャーからはハズレていますからドラマ的には厳しくなっています。
今一番盛り上がっているのは「新野」のような気がします。
昨晩も例の左馬助で名が挙がった佐馬武神社であの役者さんを招いての献茶式が催されたというニュースが地元版で放映されていました。
「手もみ新茶」の奉納とのことでしたが、もうそんな季節になるのですね。
地元のイベントを紹介します。
私の近江の山歩きで遭遇した明るいピンクの鮮やかさに惚れ込んで現在5株ほど境内に飢えているミツバツツジですが、牧之原市には「コバノミツバツツジ」の群生地があります。
県の天然記念物ということで勝間田公園には1万本が毎年咲き乱れるといいます。
私はまだそちらを目にしたことがありませんので、今年こそはチャレンジしてみたいです。タイミングとしてはそろそろですね。
画像①②③は昨日の境内の一コマ。
梅の実はどんどん大きくなっています。
④は近江布施町布施城の藪の中。
私はこちらのミツバツツジの美しさを見てコレにハマりました。春の山城巡りには結構目につく彩です。
ちなみに昨年の高天神城祭りの植木市で購入した一番デカイ株(また高価)は衰弱ギミで枯れるか復活するかギリギリの線です。土壌の選択による失敗かアタリハズレがあるというのもこの世界。
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河東村出身者 (火曜日, 11 4月 2017 08:29)
入学式の頃の花といえばつつじだった私としては感慨深い記事です。
大河ドラマについては、駆け足の歴史編が終わり、暫くオリジナル脚本が続く見込みですが、その後に何が描かれるかが興味津々です。
BSの視聴率を合わせると悪くないのではないかと思っています。
今井一光 (火曜日, 11 4月 2017 09:02)
ありがとうございます。
大河も徳政令のあれこれが終わって
「これから」ではありますね。
「徳政令」の微妙なバランス感をドラマ等で描ききるのはいかにも難しい感。
ただし、人気役者の配役ありきで小野但馬善人説は私のイメージと違ってしまいます。
そもそも「幼馴染」ストーリーも違和感ありましたし。
頭陀寺松下の登場あるか・・・そこのところも楽しみです。