境内イベントの焼き芋に使う燃料は豆炭です。
この豆炭の残りを見て思ったのが豆炭あんか。
おそらくそれを知っている方は年代の古い方だと思いますが以前だったらどこの家にもあるような暖房器具ですね。
そうはいってもこれは圧倒的な温かさを期待するものではなく、たった一人の人間の個別部位(主に足)を「ほんわか」程度に温めるグッズです。
その手のもので「湯たんぽ」がありますが夜が明けるまでにはほとんど温度は下がってしまいます。
ところがこの「あんか」に関してはその持続力が違いますね。
単純に湯たんぽの三倍は暖かさが続くでしょう。
よって朝起きてスグはそれを抱えていれば・・・いや手放せない。
仕様手順には慣れが必要で、「火」を取り扱うことからそれなりのケアは必要になりますがそれを利用しない手はないと私はこのほど「あんか」を購入ました。なによりもランニングコストが「安価」であるのがイイ。
というのも最近、突然足がやたらと冷えるようになったからでした。
このようなことはかつて無かったことです。これはまず「歳のせい」なのでしょうね。血行が悪く冷えやすい、これに尽きます。運動不足もそれに拍車をかけているでしょう。
先般の近江行脚であの金剛輪寺からの下山時に、私は溝にハマって転びました。スルっという感じで落葉の上に足を滑らしたのですがアレは歳のせいではありませんね。観光客のすれ違いに対し極端に隅っこを歩き過ぎたからです。
その際、ケガはありませんでしたが、カメラのレンズ胴体を縁石にぶつけてしまい、広角の一番引いたあたりでシャッターを押すことができなくなる不具合に陥ってしまいました。
少しだけ「望遠」にすればシャッターを切ることはできますが、殆ど普通レンズ並みになってしまいました。
今のところこのままで使用するつもりですが、大型建造物の撮影はキツイですね。
画像①②は国宝本堂よりもさらに上がったところにある重要文化財の三重塔。
広角レンズならではの構図ですが、カメラを壊したのはこのあとのことでした。①の図は我ながら上出来と勝手に喜んだ画像です。
三重塔は創建は南北朝期(寺伝では鎌倉)といわれますが、信長の禍からは逃れたものの手が入れられていない放置の時代が長くあったそうで相当朽ち果てていたといいます。それを1975年から3年をかけて修復したのがこちら。新造部分も多く、モデルとしては同じ湖東三山のうちの西明寺の三重塔を参考としたそうです。でも重文指定・・・なんですね。三重塔に鎮座する仏像は密教宗旨感溢れる大日如来です。
入母屋造、檜皮葺の本堂は国宝。こちらは「うまい」と思える画像は撮れませんでした。
下の図が昨日より試用。これからの厳冬期に活躍してもらいます。
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小山昭治 (水曜日, 21 12月 2016 12:48)
私も時々足が冷えて目が覚めることがあります。
以前は熱いくらいで足を布団から出して冷ましたのですが・・・
年ですかねー。
で 心配な時は生姜糖を飲んで寝ます。
私にはバッチリと効きます。
(生姜なら何でもいいみたい)
今井一光 (水曜日, 21 12月 2016 13:43)
ありがとうございます。
生姜糖も試してみたいですね。
一番いいのは風呂に入って即布団の中ですね。
最近はドライヤーなど掛けませんから朝起きて無茶苦茶なことになっていますが・・・
小山昭治 (木曜日, 22 12月 2016 08:42)
すいません。生姜糖でなく「生姜湯」でした。
多少糖分も入っていますが。
今井一光 (木曜日, 22 12月 2016 09:13)
あがとうございます。了解です。