先頃新聞紙上に「たばこを吸うことで遺伝子の突然変異が肺で大量に起こってがんになりやすくなる」ことを明らかにしたと国立がん研究センター等が発表･･･とありました。

以前からその手のことは「知られていた」といえばそうでして今や誰もが「そうだろう」と改めて驚くことでは無いような気がしますが､今回の発表は実際に5200人の調査を行って数字をあげての実証､結論です。

 

たばこを吸う人は吸わない人に比べ「突然変異」の数が多いというのは合点ですが､たばこを「１年間､毎日１箱」を吸った場合､肺で遺伝子が「突然変異」する数は平均150個と。

また「気管につながる喉頭」で97個､「食道につながる咽頭」で39個とカウント。

たばこはそれらに直接かかわって突然変異をひき起こすそうですが､他の部位においてもたばこの成分が間接的に「変異」を誘発するとも。

 

昔の東急ハンズ時代､食品衛生責任者の講習会に行った時に､講師が生ガキを引き合いに出して､「(人によって､その日の健康状態によっても違いはあるが)生カキを3個食べた人と(他人の分まで)5個以上食べた人では発症の違いがあるということを指摘していたことを思い出しました。

 

要は菌の摂取の絶対量について線が引かれるようですがその際は「(人の分まで食べた)卑しい奴が発症する」と言って受講者を笑わしていました。

ある程度の量のたばこを吸えば「突然変異」が発生しそれが増えていきます。その「突然変異」が増えて積み重なればいずれ癌化するというメカニズム。量ですね。

だれでも頻発している「突然変異」の量の程度によって癌に至るということです。

 

私の周囲にもたくさんの愛煙家が居ますが､まずその手のことを忠告したとすればまず「煙たがられる」ことは間違いありません。もはやお説教はせずに傍観しているしかないのでしょうね。

「たばこをやめるくらいなら死んだ方がマシ」とまで言われたことがありますが､そこまで人の嗜好を釘付けにするものって･･･私にはまったくわかりません。

境内にあった灰皿はとっくの昔に片づけてしまいましたが､やはりその誘惑に負けて境内で喫煙をしている方はいまだちらほらいらっしゃいます。これも火だけケアしていただければ仕方ないと黙認はしています。

 

そういう話を記すときにいつも父と祖父のおかげさまを思います。小さいころから二人のヘビースモーカー振りを見せつけられていましたので､逆にそれらを真似る気にはなれなかったというところです。

 

急に朝晩が冷えてきました。

昼にかけては御日様が上がって心地よい空気に包まれますが､本堂の中は外気とかなり違って冷え冷え感充満です。

この時期に悩むことと言えばハイビスカスの片付けと本堂への暖房器具の設置のタイミングですね。

ハイビスカスは最近の低温で元気がなくなっていますので早く仕舞わないと･･･。次の雨までに室内か温室を作って入れたいのですが･･･。週初は他で色々動かなくていけませんので微妙です。

 

やはり昨日の法事での本堂内はストーブがあった方が良かったと感じました。

86歳筆頭に年配の方が「冷えた」と言って冷たくなった手を娘らに温めてもらっていましたので申し訳なく思いました。

80代も半ば近くになれば体調不良に陥ることがままありますので私の自分本位の体感でのその判断はいけませんね。

「まだいける」などと思っていました。

 

実は朝の掛け布団の奪い合いは熾烈でここ数日はやられっぱなしです。朝起きて掛け布団がネコの重みで半身が出ていることが多くなりました。おかげで喉の調子が･･･

昨年は風邪をこじらせてお取越しのキャンセルがありましたので､今年は挽回しなくてはなりません。

何とか来週一杯は気合でやり抜こうと思っています。

 

①②③は東山見返り阿弥陀でお馴染み永観堂(またはこちら)近くの「日の出うどん」。

奴に向かって「昼は何に」といえばまず「カレーうどん」と言います。安上がりでいいのですが､先日「辛口」を頼んだところ妙に塩気が多かったのでひょっとしてその「辛い」の意味は「塩辛い」なの?と思ったところです。

次は「普通」を注文します。

この店は3台程度なら駐車場が隣接されていますので､駐車場代を考えれば割安です。ただしタイミング次第。

 

最後の土瓶蒸しは昨日のお斉でのカット。

息子と以前「赤だし」か「土瓶蒸し」(勿論追加料金アリ)の選択がある四条河原町の店に二人で入った時､彼は「赤だし」私が「土瓶蒸し」でした。

そこで1杯味見とそれを勧めてみました。

すると彼は初めてその味を知ったようで「土瓶蒸しにすればよかった」と可哀相な事を言っていたことを思い出してこの画像を送りつけてやりました。

 

その日の彼の朝食は御飯茶碗に焼いたウィンナーが3本乗った「ウインナー丼」の貧乏食だったようで､この画像を見て「何という贅沢だ」とお叱りを受けてしまいました。

④⑤はネコどもと布団取り合いの図。

 

3匹は私の動向を完全マークしていて､お腹の上に伏せるなどそれぞれ儀式の如くのことをやったのち布団の上や中でどっしりと体重を掛けて丸くなっています。朝も無用に早くて困りもの･･･

 

風邪の件もそうですが､あいつらに気を使って寝返りもできず､朝起きて体がガタガタになったような気がします。

ゆっくり一人で寝たいところです。