「オリンピックなんてどうでもイイ」とは言いつつもいざ始まってみれば暇さえあれば毎日のようにテレビの前に陣取って、朝晩一喜一憂、あらためて暇人乞食坊主とお叱りを受けそうです。そしてオリンピックが終わってからは以前と同様夜間はテレビ小僧。
それはNHKの企画テーマが面白すぎるのです。
昨晩は『夏休みが終わっても』~いま「不登校」を考える~<静岡放送>です。
ADHDだったり対人関係が苦手であったりその理由---教室へ入る恐怖---周囲違和に関しては多様ですが、私や息子のADHD傾向性質と歩んだ道からして他人事とは思えない部分がありますし、その手のタイトルには目がとまってしまいます。
今その「不登校」生徒の増加が顕著だそうです。
少子高齢化が叫ばれている時代、その状況はうまくないですね。
折角の宝物を生かせられない歯がゆい現状、子供達の心のケアは重点的課題だと思います。
最近は高校生くらいの年になると「仲間」を殺傷するという事案も目立ってきましたが、これも例外的特殊事案などとして見過ごしてはならないことですね。持論としては「ゲーム」の弊害だと思っていますが・・・
社会は子供達の心地良い成長の場を提供できなくなっているのでしょうね。
少子化に対する施策の後手は社会---国の責任を感じますが、国はおそらく教育の現場(学校・教師)の責任とするでしょぅね。
たらい回しにして責任者不在、よくあるパターンです。
学校などに行かなくても「なんとかなる」、「将来なんてどうにでもなる」との開き直りは実は親と教師に必要だと思います。
標記「心配するな 何とかなる」は今や一休さんの言葉として幅を効かせている語です。
ブログでも既出、出典不明とはいいますが、私は大好きな言葉で頻繁に使用させていただいています。
私はこの語は子供たちに上から目線で知った顔でイキナリ吐く事は無理があると思いますが、「今のあなたのありのまま」の価値を引き出せたとしたら・・・解っていただける言葉だと思っています。
その意味では昨日記した「臨床宗教師」のボランティアもスタンスとしては「上から目線の知った顔」では相手の琴線に触れられませんね。
よく「対話」とはいいますが、私たちの仕事は「聞いて私が育てられる」ことでしょう。聞くことによって相手の心を推し、慮り生老病死の四苦―「無常」を一處に共有させていただく一生涯続く訓練です。
私ども自身が育てられていることを自覚できないのであれば最初からやらない方がいいですね。自己満足ではいけません。
だれにでも持ち合わせているそれぞれの価値に気づいていただければ「学校」などにこだわる必要はないのです。時間が経てば「すべてOK」などよく聞く話。親は焦る事はありません。多少の遠回りは勿論覚悟しなくてはなりませんが、「何とかなる」
ものなのです。
さて、「無常」とは「時間の経過」について、特に「儚さ」を強調する際に使用しますが、これは仏教史観でもあります。
お釈迦さまがその「無常」というものを感じなければ仏教は生まれなかったかも知れません。
私が一昨日小田原方面に行って「え?」と思った大きな変化を
2点ほど。
以前にも記していると思いますが小田原―相良間の移動はまずは東名高速牧之原から沼津インター、伊豆縦貫道経由1号線そして箱根新道という感じですが、今回山中城の下方、三島よりに新施設を発見。
「三島スカイウォーク」なる吊り橋が昨年末に出来たというニュースは知っていましたが、通過中平日にもかかわらず案外駐車場に車が停まっていたことは驚きでした。
生憎と吊り橋には興味がありませんし、時間が押していましたので立ち寄りはしませんでしたが、まぁ1回くらいは散策程度の物見はアリと思いました。
だいたいその日は一番のウリであろう富士山は雲の中でしたから。
驚いたのは山中城(またはこちらとこちら)の縄張りエリアを突っ切っていた国道が廃されてバイパスが付けられていたことです。
思うに山中城址周辺には旧街道の出口や民家が並んでいて、大型車を含めて車両の高速通過と隣り合わせの住環境は劣悪だったでしょう。その解消には大きな効果があったでしょぅね。車も大きなカーブが無くなって走りやすくなりました。
山中城西側での大掛かりの工事の意味がこれでわかりました。
ナビではまだ対応していませんね。
④画像は以前の山中城を突っ切る国道。山林は壊しましたが観光もゆったりとしやすくなったということです。
また小田原駅前のパーキングはこれまで駅に隣接する外駐車場でした。駅前の交番脇から入ります(画像③)。昔の一杯飲み屋の連なるエリアの裏ですね。
行ってみればその駐車場は閉鎖中。慌てましたが100mほど小田原城方向に行った場所に立体駐車場が新設されていました。
ではあの広大な駐車場は・・・と覗きたくなるのが心情②。
やはり・・・と思いましたが発掘調査が始まるようです。
何が出て来るやら注目の場所でもあります。
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