東西南北とスズキに臨床宗教師 小田原墓参

昨日は久し振りに小田原へ墓参に。

ずっと行こう、行かねば・・・と思っていても天候も良くなかったりなかなかタイミングが合わずで、ずるずるとここまで来てしまいました。

 

この2日を逃すと・・・あのパワーアップした10号(「ライオンロック」)が北上反転の兆しを見せていますので、お天気の良さを見て「えいやぁ」という気持ちで東名高速に乗りました。

おそらくアレは勢力に「猛烈な」を冠とする「大型」になると思われます。

今自分は大丈夫と思っていても3日~5日後には人生の激変をもたらすかも知れない恐怖の襲来であるとご配慮ください。

勿論当地東海から関東・東北・北海道を目標にする可能性があります。トーキョーだとしたら先のものとは格段のスケールの違いがありますので「想像を絶する事態」になるかも知れません。

 

イタリアとミャンマーの地震被災もショッキングなニュースでした。どちらも築後100年クラスの古い建物が倒壊していましたが、拙寺本堂も庫裏も「三桁」の古さです。

まさに他人事ではありません。

 

さて、牧之原インターから相良に向かうバイパスで結構大きな事故があったことを夕方のテレビで報じていました。

大沢インターと菅山インターの中間点での事故ですので私も頻繁に通る個所です。

一昨日もその道で牧之原インターの往復を使用していますのでここのところ毎日の如く。私が昼過ぎにインターに向かったあとに事故が発生し、通行止めが解除した夕方になって再び通過していたようです

 

あの場所は両方に駐車帯があって道路は対面通行、転回する車両もある場所です。一昨日通過した時は法面を草刈するための作業車両が何台か停車していたことを思い出しました。

ポケモンゲームの「ながら運転」で初の死亡事故の報は一昨日耳にしましたが人は物事に「慣れる」と結構無謀な事をやらかすものですからね。勿論私も加えて「うっかり」なども頻繁です。

高速道路を走る機会がより多くなっていますので特に注意が肝要ですね。

 

いつものテレビ小僧は夜の7時からNHK総合の点けっぱなし。

まずは「日本人のお名前っ!」でした。

日本で2番目に多い「スズキ姓」の話は興味深いものがありました。

発祥は伊勢で熊野権現の勧進布教に全国に散らばり、特に三河鈴木氏を配下にした家康が関東に向かって鈴木氏を引き立てたために東海関東にその名を称する者が多いという説もありました。ちなみに墓参りに行った母方の祖母、すずさんの旧姓は鈴木で「鈴木すず」。

 

また「東・西・南・北」と「中」の姓が集落の中に方角通りにまとまっている地があること、そして西と北に「村」が付いた姓(西村・北村等)が多いのに南と東は稀である理由に面白い解説がありました。驚きでした。

 

中世敵対勢力と対峙した農村の場合、山を背後にして、前面の開けた地に田圃を設定することがベストの配置といわれ、それは田圃を南東に置く事が最優先となります。日照が十分な方角ですからね。

かといって無防備に平地に家を建てれば命と財物を敵に晒してしまうことになります。よって家の背後は山にして攻めにくく、常に開けた方向(田圃の方向)を見ながらの生活となったわけです。

よって「今住んでいる場所・地名」を苗字にすることが多いので村の「北側」や「西側」に住む人に「村」を付けて「北村」「西村」との説明でした。

「田」中心の農耕社会が続いた日本には全国的に「田」が付く苗字が多いです。「門田」など特に歴史を感じる名です。

 

「居る場所」が発祥とすれば、案外、「今井」の「井」などは「井戸」を想像しますが、「今居る」場所とも考えられます。

「今居」という人もいますね。例えば「中井」「荒井」「新井」なども上記の「中」や荒れ地、新しい地に「居る」と解した方がスンナリきますね。

面白い番組で、次回を期待したいところです。

 

その次の番組が「臨床宗教師」についてのドキュメント。

今や終末医療に欠かすことができなくなっているカウンセラーですね。勿論ボランティアです。

スポットが当たっていた方はたまたま真宗の僧籍を持つ女性の方でしたが息子に「お前も是非に大学でこの資格を・・・」と投げかけましたが、どうやらまだその養成カリキュラムの設定は無いようでした。

社会的要請が急なるものと聞きますのでそのうち学校の方でも動き出すことでしょう。

 

画像は親類縁者の墓参のあと、向かったパン屋

ちょうど建て替え中で来年3月頃のオープンとのことでした。

少し歩いた仮店舗で数個購入し、①の裏、キャバレー街の奥にある北条氏政と氏照の墓に顔を出してきました。

 

④は小田原の新企画のようです。私が居た頃は「聞いたことがない」ものですね。各所に設置されているパンフも英語版があってヤル気まんまんですね。