一昨日の私の天気予報は大当たりでした。
昨日の当地は9時頃あたりから「ド」がつく晴れ間で九州から東海までバッチリ梅雨明け宣言がありました。
7/18というのは結構早い梅雨明けだと思います。
以前の私が抱いていたほどの嬉しさはもはやありませんが、梅雨明けから7月いっぱいくらいまでの「夏」が一番心地よくわくわくしたものです。
安定的な気候で海も山も青くてハッキリそして穏やかです。ちょうどこのころが誕生日を迎えるということもあってずっとそれが刷り込まれて生きて来たせいもありましょうが、心身ともにまさに絶好調の時節です。
そして、昨日は「海の日」でした。
大慈悲弘誓の「弥陀の本願海」に通じるとは言いませんが親の勝手な趣向で息子たちの名にその「海」という字を入れ、自らも沖縄に骨を埋めるが如く「海」に没頭した時期があったほどでした。まぁ「若かった」の一言でしょうが・・・。
「海の日」は私の恒例行事の日。「海の日」などといわれるとこれも勝手に「自分の日」の如く変に元気になってしまいます。
しかし行事といってもその辺をブラッとただ歩くだけです。
歩いて疲れきったらヘルプのお迎えを呼ぶので、相方にとっては迷惑な話でしょうが・・・。
これまで菊川、金谷、榛原、御前崎、浜岡とその時の気分で歩いています。タイミングによっては先にどちらかまで向かい、適当な場所で降ろしてもらって自宅まで戻るというパターンもありました。
昨日は浜岡の池新田まで。
ここ6日連続の法要があって、昨日で5日目なのですが、最近の運動不足状態で、長距離を歩けばどこかしらが壊れるのではないかと不安はありましたが2時すぎにお斉から帰宅して浜岡方面に向かいました。
尚、熱中症や熱射病の類はこれまでの経験から耐性がついているようで、炎天状況下に何らの苦痛を感じません。
法要のあとのお斉ではお隣の方と、昔の相良の人は「桜ケ池」(浜岡佐倉)まで歩いていくことなど「日常的」というお話があったので、それでは実際に歩いてみようということになりました。リアカーを引いて品物を売り歩いたなどという話はよく聞きます。
そして檀家さんの前で「歩いてふくらはぎを鍛えること」の大切さを説く身にあって「一番歩いていない」私に課さなくてはならないという意味もあります。
今回は海岸の150号線沿いは車の往来が激しくて所々歩きにくく、また少々人目が気になるという点から海の日なのに海系ルートは却下しました。
しかし須々木の旧道から比木、そして池新田方向の途を徒歩で行く人は稀ですのでいずれにせよ目立ちますね。
通行車両の方々で「私」であると認識する人は結構あって、これまで停まっていただいたことが何度かあります。
「何してんの?」と言われたときの理由の説明に窮します。
叔母の家は桜ケ池よりも西の池新田の街中にありますが、到着には1時間50分が経過していました。檀家さんのNさん(87歳?)の方の話では桜ケ池まで草履での行脚だったそう。グーグル地図で検索すると1時間52分9㎞と出ました。ルートも最短距離で私と同じ、地図もかなり正確でした。
道も舗装されていないことを考えればきっと2時間以上掛かったかも知れません。その往復をしたというのですから鍛え方が違いますね。
ただし、その日の私は「帰り道」をチャレンジするほどの体力は残っていませんでした。もっともそんな気は当初からさらさらありませんでしたが・・・ほんとにチョロイですね、現代人は。
両太ももと踵が「ちょっと壊れたかも・・・」という感じが残りましたが、現在復活中。次は横地から菊川方面を目指すことにします。
たかだか9㎞ですが、なによりも鳥やセミそして風の音の中に同化して心身ともにリラックスさせられます。車の音さえなければ最高の贅沢ですね。家の中にいることのつまらなさをつくづく感じさせられた時間で、「また歩こう」という気になりますね。
①はお斉の場所の駐車場から萩間川(旧相楽川 さがらがわ)。
②須々木交差点から比木の登攀路を振り返って駿河湾を。
③上りきってバイパス方向を振り返る。
④私の好きな地名「海戸橋」。⑤あの風力発電機の丘の向こうは地頭方。
「比木」についてはブログにて。20140802 20140803
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