昨晩は広島とリバープレート(南米代表)のサッカークラブワールドカップの準決勝を見て久し振りに楽しんだ感。
質の違いは認めますが広島はかなりの善戦で拮抗した試合内容でした。時折見せるカウンターや早い折り返しで相手ゴールを脅かすシーンは「ひょっとして・・・」などとサッカー界の常識を覆すような暴挙と思われるような妄想を抱いたほどです。
きっとブログのどちらかでも記していますがリバープレートのリバーとはラ・プラタ川のこと。私が大昔に作ったサッカーチームが「ラプラタ」、それから紆余曲折あって最後はチーム名「苦道」で終わりました。
バレー部上り身長190以上あった急造ゴールキーパー工藤君からその名を取ったものですがそのトレーニングは彼にとって「苦しい道」であったこととそのキャラクターが面白すぎてその名にした思い出があります。
以前の仲間たちは私の転居でバラバラになってそれぞれの今がありますが(奥の墓道氏も同)、当時のチーム名には草サッカーなりの格好つけた夢みたいなものがありました。
結局、それは修正。「自虐的な名に変えて笑う」にして仕舞うということに。
「夢破れて笑いあり」です。
コレも以前に記したと思いますが私の息子は「ミラン」という名をつけました。一時は相当サッカーへの思い入れは強かったものですがそんな私の「サッカー狂い」振りはいつしか消滅していました。理由は彼本人のやる気がなくなったことですが私の方も今はまったくそのスポーツへの興味が失せていますね。
名前負けするに決まっている奇をてらった名づけはやめるべきかとは思いましたが坊さんなのだから「ドキュン」にはならず、法名にしちまえばイイだろうと一気に役所に提出した覚えがあります。
字は「海嵐」・・・「カイラン」と呼んでもらえば全然OKですから。
夢は破れているものの内心苦笑いして開き直っている次第です。
現状大学へ行ったらサッカー部に入るという約束を反故にしてのらりくらりと学生生活の遊びの部分ばかりを謳歌しているバカ小僧に「後期試験シッカリやれや!」と言いたいところです。振り返れば私のやってきた道でもあって見苦しくもありますが(サッカー部に3日ほど入ってやめた・・・)。
試合結果はやはり世界感覚の落としどころ(ラプラタの勝ち)に収まったワケですが、一静岡県民からすれば、この広島の善戦はますます羨ましくもありました。
ご存知の通り、静岡のサッカー事情はハッキリいってお寒いことしきりですからね。
さて、あのわけわからん軽減税率の税制大綱というヤツのさわりをニュースで見ました。
「8%か10%か」のアレです。
テークアウトを軽減税率の対象に加えることになったというものですが、私はとりあえず「え?」という印象。
軽減対象から除く外食の定義を「机やいすなど飲食設備のある場所で行う食事の提供」としたことから「オカシなこと」がピンと思い浮かびました。
最近は子供も大きくなって「マクドナルド行こう」などという声はまったく家中周辺では聞こえてきません。
まして「あの画像」を目の当たりにして異物混入について多くのニュースを見聞きすれば殆どの人は「誰が行くものか」と反発心が起こって敬遠するのは当然のこと、一時は物凄い勢いで出店攻勢をかけていたあの店も縮小と右肩下がりの業績ダウンを曝している様です。
その8パーか10パーかの差が微々たるものとお構いなしの方は多々いらっしゃるかとは思いますが、確かあの店は「外でべようが中で食べようが」まったく制限がなかったような。
外テーブルがあったりもしますしいたって気軽。そのマックの店内を連想しました。
カウンターでは「持ち帰りか店内か」の選択を聞かれますが、これまでは「どっちも同じ」のところ新税制によれば店内で食べれば10パーで「持ち帰り」と言えば8パー。
時間短縮の為、ちょこっと店内で食べて残りは持ち帰るつもりで、店で食べるのであっても「持ち帰り」と言って袋に入れてもらうことはよくありました。全部そちらで食べてしまったとしてもです。
考えるに「持ち帰り」は持ち帰り用のパッケージにして袋に詰めますので店側のコストとともに顧客の捌きに幾分時間がかかりもしましょう。むしろ店側のストレスになりうる「持ち帰り」の方が安くて、店内の方が高いなど、少々不思議です。
マック以外にも食堂関係でその形態は多くあるものです。
最近ではテーブルとイスが用意されているコンビニがありますが、あそこに座れば10パーですかね?皆さん袋に入れて(持ち帰りを前提に)もらってあの席に着いて飲食しています。
カップめんを買ってコンビニのお湯を使ってそちらでおにぎりなど食することもありましたが、それも10パー?
たとえばテーブルとイスが設置された立ち食い屋台のラーメンを屋台近くの公園ベンチで食べたら何パー?
はっきり言ってこんなアホらしい税制考える人というのは、高価な背広を着たオッサンの発想以外何ものでも無いでしょう。
マックでお昼を誤魔化したりコンビニでおにぎりやカップめんをすすったことが無い人種ならではのお考えかと。
これからますます、そういう店に厄介になる折りは「持ち帰り」と言うのはそれ基本。
気が変わったとして店内で食べたとしても・・・
その状況でどう店員が客に「差額の2パーを追加で支払え」と強要できますか?飲食店もレジを二つにしなくてはならない店もあったり中にはこれを機に廃業したくなるような店もあるかも知れません。
全国的なトラブル発生の予感がします。
コレを決めるのに相当時間を費やしたようですが、なんとも笑えます。もっとほかの事、やるべきこと色々ありそうなのに。
まぁ笑って見ているだけの一市民ですが。
画像は先日檀家さんにたまたま「鰆の菰塩」についてお話した際「鰆の刺身」の話題となり、私がそれは「食べたことが無いですねぇ」と話しましたが、その二日後に自宅に届いたのがコレ。
以前食用禁止の「さっとう」の刺身をいただいて食したことがありますが、その脂分をも彷彿とさせるねっとりとした食感。
さっとうの脂分の質とは違ってまったく問題なし。
サッカーを見ながらトラップミス、バックパスにブーイング、あれこれ言い言い、こちら全部頂きました。
こういうおいしい食材を頂戴して日々満腹の贅沢を送らせていただいています。ちなみに鰆は御前崎沖での釣果とのこと。
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小山昭治 (木曜日, 17 12月 2015 09:33)
政治家は票が減ることが怖いんですね。
バカみたいな決め方です。公明党のメンツもあるし。
それよりも最後に「新聞」が入ったのがビックリポン。
新聞が怖いのならテレビの受信料は?
週刊誌は?
消費税を上げた時の大義名分はいま何処?
その自民党を選んだのは、私自身。
今井 (木曜日, 17 12月 2015 19:08)
ありがとうございます。
おカネを国民から何とか徴収しようと思い付きでつじつまを合わせようとした
結果でしょう。
また、少しはアメをくれなきゃと、得した気分に。
議員さんの数を減らして、自分たちのカネの出入りをキレイにするなど
歳出の削減を真っ先に手掛けて欲しいですね。