一所懸命にその仕事に奔走する町内会の方々には申し訳ない思いがしますが、祭典が終わって静寂が再来した秋の空の空気は一言で「うまい」。
笛と太鼓が聞こえないことからその終了を知ったというくらいでしたが、おかげさまでマイペースの法要が執ることができました。
今年は組長のお役が回っていましたが拙寺ではその辺りの町内レベルの「世間の仁義」(昨日ブログ)は坊守のお仕事と決まっています。今度は数日前に各戸の前面に廻らす配布用祭典の縄が届いていましたので「なるほど」とその開催を勝手に理解していたくらいです。
それにしてもこの縄の使い道について考えてみれば、やはり今時それは・・・皆無なのでしょうね。
ゴミにするのは「勿体無い」と思って某さんに聞いてみると、「藁人形でも作って五寸釘の儀式でも・・・」と。
面白いとは思いましたが、昼間に神事に関わらないクセに真夜中に山中うろつくのもなんですからね。
どこかで「呪詛」について記しました。中世では歴とした犯罪行為。面白いですね。真面目に為政者は「呪われること」を嫌うのです。
今はそのことによって死罪になることなどは絶対に有り得ませんが、それでも他者所有物に釘を打つ器物損壊、指定時間以外に参って「参詣です」は通じませんので、違法行為を問われることはあり得るところ。
しかし藁縄の処分に困ったらどうぞチャレンジしてみてください、勿論冗談ですが・・・
尚、「呪いの藁人形」の効果は、その「呪いをかけられています」という事実を先方が知り得なければ殆ど発揮しないということを付け加えておきます。
秘匿しつつ軽微な違法行為が重なればマスコミ等も注目するでしょうから、やり方としてはそのスイッチを入れる方法は多様にあるとは思います。
敢えて記しますが良い子の皆さんはそんな真似をしませんように・・・。「法の逸脱」と目くじらを立てることではないでしょうしお遊びの一種。今時それを信じて具合の悪くなる方もそういないでしょうが。
まぁ一つ、判例として裁判所の判断を見てみたいところではあります。
さて、この連休に「奥の墓道」が墓参りに帰郷していますので、午後から付近をブラブラ。
例によって「腹が減って怒りっぽい」躰を感じましたので伺いをたてると夕食に磐田のららぽーとに入っているカツ屋を所望されました。
こちら1000円ちょっとの飽食コースです。
その店はカツはともかく、ライス・キャベツ・味噌汁・卵が「おかわり無限」で特に食後の「卵かけご飯」が魅力なのです。
野菜の価格が高騰している中、新鮮なキャベツもうれしいですね。
異口同音に「もう一杯いけるが止めておこう」でした。
そしてT.K.G(タマゴ カケ ゴハン)が、何故にしてああ「するするぅっと」お腹に入ってしまうのか不思議・・・
大晦日まであと100日だそう。 ドライブ中の話題はそこいらじゅうに咲き乱れるヒガンバナを見ながら季節の移ろいを感じつつ、それどころか1年いや生涯のことまで話が飛んで、彼が「まったく時の移ろいは早い、将に夢の如くである」風に言うものですから、私は「御意、夢幻の如くだった」とつい、締めに入るような言葉を吐いてしまいました。
「過去形かよっ」との指摘に「もう、そのレベルかも」と・・。
そこで思い出すのが、蓮如さんのお文「四帖-四」。
別名「三首の詠歌」と呼ばれますが本日はその歌の方ではなく、その章の冒頭の部分。
章全体も長めですので私でもわかるその味のある箇所をこちらに記します。
四帖-四
「それ、秋も去り 春も去りて、年月を送ること、
昨日も過ぎ 今日も過ぐ。
いつのまにかは年老の つもるらんともおぼえず しらざりき。
しかるにそのうちには、さりとも、あるいは花鳥風月の
あそびにも まじはりつらん。
また歓楽苦痛の悲喜にも あひはんべりつらんなれども、
いまにそれとも おもひいだすこととては ひとつもなし。
ただ いたづらに明かし、いたづらに暮して、老の白髪と
なりはてぬる 身のありさまこそ かなしけれ。
されども 今日までは 無常のはげしき風にも さそはれずして、
わが身ありがほの体を つらつら案ずるに、
ただ夢のごとし、幻のごとし。・・・・~ ~」
画像は途中でたち寄った横須賀城外堀の標識の図。
よく読むと誤字が。大したことではありません。
両面に同様に誤りがあるということは原稿そのものが違っていたのか、書した看板屋さんがその読み方を思い込みで記したかでしょう。
間違いよりもそれに気づかない、修正しないというのが「ちょっとね」というところ。
あの手のモノはまたぞろ見かけますが、修正はカンタンです。
ヤル気が無いだけですね。
まあ人様のミスはよく気が付くもので。
私のブログの誤字脱字には時折気づけば修正する程度。諦めています。
画像⑥が県道41号線、こちらが大外堀堤。
しかし横須賀城の外堀の向こう側が「遠州灘だった」などまったく信じられない話ですね。
この話は既に何度も記していますが・・・(うばがふところ)
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