7月のスタート。1日は色々な場所で山開き､海開き等のイベントが開かれたでしょうが､全国的に荒天だったようです。

恒例､相良の海水浴場の海開きも同様､7月1日。

例に違えず朝からの雨､それも最近珍しく本格的。よって朝から「ホントにやるのかよ」と少々疑心暗鬼でした。

雨中､海岸の海の家に向かいました。車中より色々な方々が集まっている様子はうかがえましたが､肝心の住職連の顔が見かけられなかったため一旦､家が近いということもあって案内状を確認に。信用できないのはじぶんのお頭です。

間違いないことがわかって今一度駆けつければ既にみなさんお揃いでセッティング済みスタンバイ完了していました。

 

例によって「観音経」は口パク。私は「南無阿弥陀仏」の称号を。

これは周囲一同見え見えでしょうが､既に開き直りの領域に入っています。

この海で亡くなった檀家さんの縁者もありますので､そこのところは真面目にやりました。メンバーは一寺のみ欠席でしたが恐ろしいことです､若手更新が進んで､私が最長老になっていました。

 

終了後は神主さんの海開き式が隣の施設で行われるということで､市関係者一同は移動していましたが､1000時からのSBSという静岡の民放の生放送があるということで慌ただしく別セッティングのためにスタッフが動いていました。

 

家に帰ったあたりに「ちょうど見られます」というのでチャンネルを合わせると､誰もいない土砂降りのビーチを前にカレーとかき氷を食べるシーンが･･･。肌寒いのに気の毒な海開きの演出でした。

たまたまその前にやっていた東急ハンズの夏物グッズ紹介はまさにお粗末､事前テストをしていなかった事がわかってしまって殆ど放送事故級。

アイスクリーム製造器の紹介の際､ふたの開け方も知らず分量の加減も知らずでアイスクリームはまったくできていませんでした。さすが田舎の放送局の「やっつけ製作」を感じました。

それがイイといえばイイかもしれませんが･･･。

 

テレビの件でついでに。

昨晩はNHKよる８時の「ためしてガッテン」ではテーマが久々に「お茶」でした。

どんな話かといえば､冷茶水出しにすると標記「エピガロカテキン」という成分の抽出が期待でき､一般的なカテキン成分とカフェインが抑えられるため､テアニンの旨味成分が強調されるというもの。この成分の紹介はこの番組が初めてだとのこと。

 

拙寺では「無量寿」という茶製品を販売していますが､以前からオーソドックスな「お湯出し」とは別に「氷水出し」を紹介しています。

どちらもおいしくいただくことができますが､冷茶にするとテアニンが強調されることはわかっていましたが､まさか「エピガロカテキン」なる聞いた事も無かった成分の抽出があったというのは驚きでした。

 

ちなみにそれをウィキで検索すると･･

「植物の中で特に茶に最も豊富に含まれているカテキンである。また強力な抗酸化活性を示し､がんを含む多くの疾患に対して治療効果を有するのではないかと言われている。

緑茶に含まれており紅茶ではEGCGがテアルビジンに変換されているため含まれていない」

とありました。以降､また各自にてお調べを。

 

あの番組を見て､お寺が茶の販売を続けることの背中を押されたような気がしました。ありがたいことです。

 

ちなみに

７月2日(木)は全国系のよる９時からの

「ケンミンSHOW」という番組にて

「お茶王国・静岡県の“日本茶愛”を徹底検証！　あっと驚く、お茶と静岡ケンミンの深～い関係が明らかに!?」

というテーマ。牧之原市相良に取材に来ていたということは事前に聞いています。相良が出るかも知れません。

これは拙寺婦人部情報です。

 

7月１日は本山に新しい施設「真宗教化センター しんらん交流館」のオープンの日でもあります。

本堂に置いてある「同朋新聞」7月号に特集記事がありますが､ネットではこちらを。