日本海に居座る低気圧と太平洋側の日本列島に沿うようにある前線のために各地から天候不順の報せがありました。
ところが昨日の静岡は夏日。東海地区では熱中症で救急搬送があったくらいです。予報では28日も静岡の予想基本は32℃とありました。
昨日は地代(須々木から地頭方よりの地名)の山の上の墓地に用事がありましたので前夜の降雨には憂鬱にさせられていました。ところが前線と低気圧と偏西風と地球の自転の微妙なタイミング、イタズラと言ってもいいその結果は、何故か朝からお日様が出て静岡のそれは杞憂に終わりました。
雨が続いている地域が多くある中、申し訳ないような感じですが静岡の地は「恵みのハレ」。梅雨時の晴れは大切です。
まぁそれほど酷い雨降りには見舞われていない静岡ですが。
夏季の西日がキツイ庫裏の室温対策として、今年は遮光作戦を試みています。数週間前にゴーヤの苗を購入して、ネットを構築しました。遮光による室温低下と「ゴーヤチャンプル」用素材の収穫という一石二鳥の皮算用です。
黄色い花が咲いたあと日増しにふっくらしていくゴーヤらしき姿のチビたちに癒されつつ当方の期待も膨らんでいるところです。
昨日は世話人会。
婦人部のみなさんと世話人の皆様にお集まりいただいて今年の盂蘭盆会法要と夏のスケジュールについてのお願い事。
今年は7月の本法要にも講師を迎えてお話をうかがうことにしましたのでより「一層のご参集を」というものです。
とりあえずスケジュールを書きだすと・・・
①7月11日(土曜日) 午前10時 盂蘭盆会本法要
7月11日(土曜日) 午前10時30分 油谷浩之氏 講演
②7月11日(土曜日) よる7時 盂蘭盆会日没法要
③8月15日(金曜日)午後2時 8月の法要
8月15日(金曜日)午後2時30分 鮫島庸一氏 講演
④8月19日(水曜日)午後6時30分<7時より変更>
奇跡の小学校 請戸小学校物語
こんな感じです。
言いたいことといえば・・・
「常に聞く」―というのは私たちはスグに忘れるから・・・
回文に記した文言を転記すると・・・
『今年は戦後70年という節目を迎えます。私は戦後生まれですが、戦争中の色々な出来事、特にその悲惨さ、恐ろしさ、惨めさそして人間そのものの醜さを聞いて育ちました。
以後お寺に入ってからも時にその類のお話を聞かされ続けて今の私があります。最近では一人去り二人去りとそれらお話をされる方々は見えなくなって貴重な話を聞く機会が減ってきましたが、私たちはそれらで得た教訓ともいうべきたくさんの言葉たちをもしかすると日々の生活の中で忘れてしまいかねない身でもあります。
後世に伝承しなくてはならないという重大な使命がありました。8月15日は通常通りの正信偈ではございますが、より一層の念(反省)を抱いておつとめしたいと思います。
そしてテーマは「常に聞く」です。それは私たちが「忘れる」生き物だから。いよいよ自分がいただいた大切な命を健康を維持して全うしようと努めなくてはなりません。8月15日の講演は御前崎病院の鮫島庸一氏に「運動と老化」についての講演をお願いしています。
また7月11日の法要では油谷浩之氏による運動機能と脳の活性化について運動実演指導を含め講義いただきます。』
ということでスポーツの現場に活動する方と医療の現場に臨んでいる両プロフェッショナルの意見を「聞き」、ご指導を仰ぐというものです。「健康長寿」のために耳をそばだてようということです。
鮫島先生のお招きは恒例になりました。
NHK「ためしてガッテン」に登場し「深蒸し茶」の効能と「健康長寿」を全国に知らしめた方です。
油谷浩之氏とその活動に関しては日本トレーニング指導者協会を参照。
「体を動かすこと」は大切であるとはわかっていてもついつい楽(ラク)な方を選択して長続きしませんね。
宇宙飛行士が無重力空間に長時間滞在して地球に帰還すると筋肉が落ちて歩行困難になるというのは良く聞く話。
身近なところでは年配者など骨折して1週間も寝ていれば足が動かず車椅子の生活になってしまった・・・などなど・・・、如何に「運動」が良好な生活と関わりが深いかということがわかります。常にそのことを念頭に入れてできる範囲で「体に負荷」をかけ続けていかなくてはならないのでした。
「忘れてばかりいる」私たちの性(さが)は致し方ないのでそこは「復習」でカバーします。特に今年は思い出さなくてはならないことがたくさんありました。
まずは戦後70年ということ。
かつて自らの国民と、周囲の国々のみなさんを苦しめたあの戦争と「交戦の論理」がまかり通った時代を忘れてはいけませんね。
そこで5月21日に出された本山の発表をコピーして拙寺檀家さま向け回覧に添付しました。
「安全保障関連法案に対する宗派声明発表」です。
また、ブログ「息子に召集令状が来た!・・・ら」?を。
戦場に赴くのは私でもなければ勿論今の政治屋の皆さんでもないですがね・・・。
「赤い紙」が来るのは私たちの息子や孫たち。
政治屋さんたちの子供というのはそもそも「Fortunate Son(フォーチュネイト・サン)」でした。
そして3.11。
地震+津波について、当初はその対応策について色々な場所で意見が交わされる機会がありましたが、最近はまったくその手のもの、皆無です。
ということで
「奇跡の小学校 請戸小学校物語」~紙芝居つき 開催の御縁
夜のお寺の本堂で、「その時」の「たすかり方」を聞くという企画です。
暗い心に明るく道を照らしてくれる「善知識」を求め続けるということが「生きている」という証になります。
歳をいくら喰っても「未完成」な私ですから。
画像はゴーヤ。大きくなーれ!!そして昨晩の天気図と降雨の状況。
静岡付近のみが晴れの域であることがわかります。
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