山吹は黄金の輝き  ヤマブキソウの群生 片倉城

遠方に自家用車で向かうことはかなりの頻度でありますが、色々なリスクがあります。特に知らない土地での交通取り締まりに検挙されると台無しですね。

とはいえ、交通違反は歴とした違法行為ですので「検挙されないような運転を心がけ、それを実践すればいいではないか」とのご指摘はごもっともですが、ついうっかりと知らないうちに何かやらかしていることがあります。あまり続けば免許証返上でしょうがね。

 

警察にも検挙のための検挙(ノルマ)があると聞きますし、その判定も恣意的、気分的なものもありますので一庶民としてはおまわりさんの御厄介にはなりたくないものです。何分おあし(小判) が無くなります。

 

回ばかりは何故か「幸運×2」で、まさにラッキー感満点まさに気分は「ゴールド」でした。

町田でも北の八王子寄りの地に所用があって圏央道を初めて軽自動車で通行しました。

圏央道に入って気が付いたのですが、ナビが古くて、案内不明。

降りる場所がわからず、ヤバいと思って降りたのが「高尾」で

少々行き過ぎの感。初めての道でおろおろしていましたが八王子方面へ抜けようと走ると非常に走りやすいトンネルのバイパスに。

前の自家用車に続いてスイスイ走っていると、何とトンネルの中に人影が。レーダー取締り開催中でした。

トンネル内の取り締まりは聞いたことが無かったので驚きつつも、制限速度はいったい何キロ?と考えているとなんと前方に取ってつけたような「40」の数字。

「ハイ絶対アウト!!」と思っていると広い路側帯に「お店」が開いていて、笛を吹きながら前に走っている車両の前におまわりさんが飛び出してきて誘導開始。

私も観念していましたのでその後に続こうとすると、「お前はあっちへ行け」と言わんばかりに棒を振ります。なぜか「御咎め無し」でした。2番手はセーフなのですね。

先頭は走らないようにしなくてはと心に置いておきました。

 

ところが圏央道の帰り途、制限速度は「80」ですので比較的安心して走っていれば厚木手前辺りでトラックに追い越しを掛けていると私のスグ後ろを走っている車両がいわゆる覆面パトカーに捕獲されていました。

まったく考えさせられました。行きがけに先頭を走って、帰りに2番手を走れば「2度御用になったのだろうか」です。

今回の幸運を生かすために先頭でもそうでなくてもスピードは控え目にしなくては。

 

さて、八王子に出て、再び南下する途中、片倉城がありますので時間調整のため立ち寄りました。

この城址公園のウリは湿地帯とそこに咲く花々です。

特にカタクリの群生が有名ですが、これは丁度3月~4月初ですべて終わり。

今頃は小判でお馴染みの山吹草でした。ヤマブキソウはヤマブキとは異なりますが、見事でした。城の二の丸直下の空堀の湿地帯です。

ヤマブキソウを見て考えればこの城は扇谷上杉系の城といいますし例の太田道灌のエビソードを連想してしまいました。

厳密に題材はヤマブキソウではありませんが、どちらにしろこのゴールドに輝く金言「我が身を恥じる」を忘れるワケにはいきませんね。

⑦⑧の画像はカタクリ。⑦が現場のものですべて終了の図。

参考までに⑧はウィキより。