3年ぶりといいますが、もうそんなになるのですね。
NHKのあの人気番組ブラタモリが今年4月からレギュラー番組として復活するのは既にご承知の通り。
スタートは長崎、4月11日(土)、18日(土)の2夜かけての放映。
それを皮切りに「全国廻る宣言」をしています。
いつかはこの辺りに来てくれればうれしいことだと微かな期待をしたいところ。
テレビ東京系の「空から日本を見てみよう 」なる番組でその副題が静岡~御前崎スペシャルのようなタイトルがあり、期待して見ていれば大井川まで行くとイキナリ御前崎に飛び越えてしまい相当ガッカリした覚えがあります。これまでのパターンからいってまずその手のメディアで扱われることは無いでしょうね。
旧相良の人たちで今、「もう一度田沼を」という思いがあって、あることを「やろう!!」と動きだしているそうです。
目標というもの静岡市は「駿府城の復元」だそうですが、相良はもっとお気軽・・・例の「ゆるキャラ」路線。そのブームに乗るための「たぬまくん」キャラを思考中とのこと。
少々遅きに失した感は否めませんが、何かのお騒がせのグッズとしては最近のつき物ですので、どうせやるならうまくやって欲しいところです。
ポイントは「可愛さ」なのでしょうね。
ただしオヤジ世代の選定やデザインが罷り通ったら貧相なキャラが出来上がりそうな気がします。たとえば相良中高の美術部等を主体にして動かすなど広く公募して、厳選した納得のいけるキャラにして欲しいものです。
まぁ今後「旧榛原系」の人たちからのその運動への予算的なものをはじめとして協力が得られるかどうかわかりませんし、牧之原市民の半分はしらけて傍観することにならないよう、たくさんの人たちを巻き込みながらというスタンスが必要でしょうね。
しかし想像するに浜松の家康君のイメージがしないわけでもありませんし、もはやオリジナル性を追求するには飽和状態。
どうなることやら、見守っています。
さて、昨日は午後から標記「ブラタヌマ」御一行様が拙寺にやってきました。
詳しくは口コミサイト「eしずおか」のページを見て頂ければと思いますが、要は「ブラタモリ」をもじって田沼の遺構を歩いて紹介、再考察していただこうという企画です。
健康と知識とコミュニケーションを得るというとてもベストな企画と思いますね。さすが教育委員会のバックアップ(案内役)があって信用度も高く、静岡方面からのたくさんのお客さんが相良を歩きまわって当山まで来ていただきました。
当山世話人かつ史跡研究会会長の小澤氏を事前にお願いしていましたので、私の役目は無し。本堂内も自由に見ていただきました。
一瞬御内陣はどうしようか躊躇しましたが、「丸尾月嶂」襖絵の裏面の話になって、どうにも断れる雰囲気なくなり、冷や汗をかきながらも「ど、どうぞ・・・」と了承しました。初めての試みでしたが、もう少しその方法を検討する必要はあったかと思います。~通常御内陣は「浄土空間」で下界・外陣とは一線を隔すという意味があります。禁止エリアなのでした。~
そもそも真宗寺院の趣旨として、管理者(坊さん)立会い時の「進入禁止」はプライベート以外ごく少な目にするべきで、「観てみたい」というみなさんの要望があればやはり応えなくてはならないと思います。
私は寺院と宗教団体代表者のつまらぬ権威などそもそもどうでもいいと。前面に坊さんがしゃしゃり出ると堅苦しいものがありますしね。厳めしい態度こそが坊さんであると世は思い込みすぎているでしょうが。
門徒の坊さんがよく、「観光寺院ではない」と他所からの部外者にプリプリ怒っている場面を見たことがありましたが、それはちょっと違うと思いますね。社会への少しくらいのお返ししたいという気持ちがあったとしても悪くないでしょう。
ちなみに「OK OK」は当山如来さんの左右の手でつくった印。
如来さんの心はデカイのです。
ただし「本願誇り」にならぬよう。
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