本年も「歳末」の範疇に足を踏み入れ、2014が「歴史」として追記されるに既に秒読み段階となってしまいました。
齢ばかりくって相も変わらず同じことの繰り返し、最早「体力勝負」の声を徒に心の支えとしてのみの躰で時間を消費しているばかりです。
そのような中「忙忙」ぶっている中、忘れさられているというか、本当はいつも恐怖にかられながらもむしろ「忘れようと」努力している事がありますね。世の中は浮かれている候でもありますが。
天気予報の全国版で示される静岡の予報最高気温の、沖縄を除いて「全国一暖かい場所」を見て、また実感して「寒いとぬかすは当てこすり」ではないかと少々反省しているところですが、やはり寒いとか暑いとか、お構いなく「静岡人」にとって重く心の底に沈んでいて時折頭をもたげるのが「東南海地震」というヤツです。
まぁいつ来るかわからない地震についてあれやこれや思案しても始まりませんし、実際に日本のどこかで色々な天変地異が溢れ返っている今、現状何事も無く「無事」に暮らさせていただいていることこそに「幸せ」を感じなくてはいけないのですが。
そんな中、このほど国の地震調査委員会が2014年版「地震動予測地図」というものを発表しました。全国の「今後30年以内に震度6弱以上の地震が起こる確率」を色分けで示した予報図です。
「震度6弱」という揺れは私がもう「二度と味わいたくない恐怖」を感じた「駿河湾沖地震」(2009.8.11)と同等のものです。あのショックは大きいものがありました。
もしかするとアレと同等か、もっと大きいヤツを味合わなくてはならないということなのでしょうか。
「冗談じゃあ無い」というのが本音ですね。
13年版と比べ、最大20ポイントも上がっているというのがミソ。新宿が46%で横浜が78%に上ったということが顕著だったとのことですが、当地静岡は以前から高確率ですからそのデータの上昇率に関しては高くないでしょう。
見れば東南海地区首都圏含めて真っ赤っかです。赤が濃いほど「ヤバい」のだそうです。ほとんど=「絶対来る」の如く・・・。
生れて気付いた頃から「来るぞ来るぞ」と脅かされ続け、何とか酷い目に遇いつつもこれまでやって来ましたが、いやはや惨い終末が待っているということさえ予感いたします。
案の定東海地区沿岸域は濃い赤ですね。当然の如く。
「注意を怠るなよ」「たすかってくれよ」というのが主旨での予報ですが、むしろこのデータを見ての我らのガッカリ感もひとしおです。
もうそれから逃げることはできないということですか。
静岡県人の私としては静岡が震源で無い地震で少しの揺れを感じると、つい南無阿弥陀仏、なまんだぶと口から出てしまいますし、どうかその時の揺れを「散らしてくれ」などと大きな地震にならずに小出しに揺れて欲しいと願ってしまいます。
盲腸では無いので「散らし」はナイようですが。
方々、今一度、防災用品の点検をしましょう。
特にお住まいが「赤い場所」は・・・。ホントは「赤とは限らない」ともいいますので日本人すべてにその覚悟は必要です。
静岡人にとって富士川―糸魚川線という超有名な活断層とフジヤマの連動はやはり脅威ですね。
勿論、濃い赤のド真中に浜岡原発がある事をお忘れなく。
津波ではなく地震そのものの揺れでぶっ壊れることは一部の人を除いてみんなが「想定」していることです。何せ、駿河湾沿岸は「隆起の歴史」ですからね。地べたが思いっきり動くということです。
フクシマを忘れてはいけません。ひょっとしてその時はその比では無いかもしれません。
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小山昭治 (木曜日, 25 12月 2014 09:04)
一寸先は闇。その通りですね。
先のことはわからないけ先を読むことも大事。
先を見なければ生きられない。
人間は、なんと愚かしい生き物でしょうか。
親鸞聖人も自分の好きな道を生きただけともとれます。
家族の方はそれで幸せだったのか。
人それぞれそれなりに生きるしかありません。
毎日が後悔の人生でも時は過ぎて行きます。
せめて打ち込める趣味を持ちたいと思う今日この頃。
あと数日で休みが来ます。酒が飲めるぞー。
大して飲めないけど、そして「親鸞」全6巻を読み終えたいです。
今井一光 (木曜日, 25 12月 2014 22:07)
ありがとうございます。
親鸞さんのこと、かなり詳しくなりますね。
仕事が集中してお忙しかったことがうかがわれます。
楽しい時間をお過ごしくださいますよう。