新聞紙上より。
日本人の4.8%、536万人が「ギャンブル依存症」というデータが厚労省から発表されました。男性だと8.7%のこと。
相良でもパチンコ、競艇、競輪とハマっている人の話は聞きます。
私は沖縄時代にスロット屋に一時出入りしていましたが、当時は「沖縄スロット」といって射幸性が強く内地のそれとは異質のもので沖縄では社会問題になっていました。
「当たり」が来ると「連チャン」といって当たり続けるなど、信じられないような儲けとなります。ただし一旦それを経験した人たちはその快感が忘れる事が出来ずに泥沼にハマりこみ、抜けられなくなってしまいます。結局借金地獄に陥って家や船を失うということになりました。お店の前で首を吊った人も居ましたね。
沖縄は特に「島しょ」という閉鎖的地域で、比較的動きが無い空間です。これといったレジャーも無く、台風が来れば漁師たちは「長期休暇」となってスロット屋―パチンコ屋に併設されているだけでなくスロットだけの専門店もありました―は満席になったものです。
依存症の数値について海外より高いというのはあまりにも「身近に遭遇」しやすいという点があるそうです。
テレビ民放系にもパチンコ屋の宣伝、結構目につきます。
違うデータに日本の子供の貧困率が6人に1人と言われていますが、酒やビールと同様、幼少時より摺り込まれているということも関係ありそうです。
私も現実に身近なところでたくさんの「やるせない話」(依存者周囲の)を聞かされています。
最近「身近な場所」にギャンブル場(カジノ)を作る話が各所で聞こえてきますが、日本全国「荒れそう」な気がしてなりません。
私はギャンブルは麻薬と同様、やらないと「禁断症状になる」は、「カネは無くなる」はで、ロクな事が無いのではと思います。
犯罪の温床になるに決まっていますね。
国民に「一攫千金」の夢ならぬ夢を抱かせることも罪なことでしょうよ。
亡くなった父は自分なりの解釈をしてよく私に語っていた言葉に、「小人閑居して不善を為す」があります。
特にヘマをして父の手を煩わした時ですが・・・。
「遊んでいるとロクなことをしないのだからしっかり勉強しろ」という意味だったのでしょうが、その語を出していました。
「ヒマだと余計な事をするもの」ということはなるほどとは思いますが、その言葉は本来、「小人他人が見ていない場所(独りでいると)で不善を行う」が正解ですのでもとの意味は相当違います。
ちなみに「君子必慎其独也,小人閑居為不善」の二句で一つの意を為しますが前段は「君子は独りの時は必ず慎み深く・・・」という意味になります。
昨日は以前、春先あたりに購入したヘルメットを初めて被ってお仕事を。いつやろうかとずっと先延ばしにしていましたが、天気良好につき少しずつでもと思い、登ってみました。
別に「閑居」したわけでも、「ヒマ」だったワケでもありませんでしたが。
本通り方向あるいは当山駐車場から本堂を見あげた際、本堂の前を覆う槙の木の繁茂は気になる所です。
2年程前にバッサリやりましたが、伸びが早くそろそろ見苦しくなりました。
他者によっては「許容レベル」だと仰るとは思いますが「正面」の一番目に触れやすい方向だけにこの1本の槙のボサボサが気にかかっていました。最近他の槙は少々放置ギミですが。
一番下の枝を払っていると西からの風が強めに吹き出しましたので「今日のところはこのくらいで」と終了。
ほんの少し剪定しただけで軽トラ一杯になってしまいましたのでこれからが思いやられます。
処理場の帰りにいつもの「お気に入り」から御前崎方面と富士山方面を。
風がオフショアとなって凪のように見えます。久し振りに微かに富士山が確認できました。
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