各局、コロンビア戦での数学上の確率を根拠とした「勝ちパターン」(机上の空論?)について時間を費やしている中、またあの手のニュースが飛び込んできました。
あれだけ「脱法ハーブ」についてその害毒が問われているにも関わらず、それを「嗜む者」も「売りさばく者」もそうですが、手をこまねいて後手後手で何らの規制もできない当局にはまったく不信感いっぱいです。
本当にこんなのでいいのでしょうか。
静岡市内にもその手の店が開業して一部の人から支持を得ていると聞きますが、その手の薬物を吸引した輩が車を凶器に変えて駆け回る姿を想像すれば、これからおつおつ歩道を歩いているのも恐ろしいことになります。
まこと、何とかして欲しいところです。
あとどのくらいの市民が巻き込まれれば手を打とうとするのでしょうか。
さて、初めて行くようなどこかの「お城」の所在がわかり難い場合、ローカルの通行人に「○○城はどこですか?」などと聞いてはいけませんね。
まず、私どもが「わかり難い」ということは「目立っていない」というわけで、案外付近に生活圏がある人であっても、「知らない」と仰るが多いものです。
みなさん「城」=「天守閣」のイメージが硬く、大抵は「そんなもの見たこと無い」とまで罵られる始末。
ということで天守閣という視覚的な構造物の無い場所を「城」とは呼ばない雰囲気に満ち満ちている世間様に違わず、こちら駿府城に天守が無いことに疑問を持つ方が多いのか、そいつを建てちまおうというお話が出ている事はどちらかで記しました。
それにはおカネがかかるということは勿論ですが、そもそも史料が無く、推測の域を出ないというところがネックとなっていつもどこかで頓挫しているようにも見受けられます。
確定的史料が無いにも関わらず推定だけで「GO!」してしまえば吉田町の小山城と同じであとから嘲笑の的となりかねませんので理性ある学者が「強硬派」を抑えているという図式があるのかも知れません。
天主の存在と建っていた場所が分かっていますので確りした発掘調査をと思われる方もいらっしゃると思います。
材を支える礎石等の位置関係だけでも形状はつかめますからね。が、これも無理。
というのも明治期に保存するチャンスがあったのですが、こちらに歩兵連隊を誘致してしまい、真上に陣地を造営した際に天守台は崩されてしまっています。
そのことが無ければ駿府城には名古屋や大阪同様、今頃天主がそびえていたかも知れません。
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