夕方から久し振りに小堤山にボールを蹴りに・・・。
小僧が「梅雨明け」と高天神城で声をあげてから殆ど雨など降らずイイ天気が続きます。
体が壊れない程度にやんわりとボール蹴り。息子とのコミュニケーションも兼ねて。
ここ遠州のド田舎相良には最近になって一旦は消滅したかと思った改造バイクのグループが復活したのか、時折無茶苦茶なけたたましさで走っています。
その連中が小堤山に上がってきて、おそらくあのグループの先輩が後輩にだと思いますがバイクのコーチを始めました。
駐車場はともかく、その「練習生」は公園の中段部まで入り込んでバリバリやり出しました。
公園は遊具があって日曜の午後ともなれば小さい子供たちや年配者の散策の場になります。
あまりにも無茶苦茶だと思っていると、上の方で大人が携帯電話をちらつかせたのか、退散していきました。
このような場合、警察を呼ぶのか、直接言って聞かせるか悩みますが、彼らの去ったあと少しばかりショックを受けました。
「あの子は檀家さんの〇〇さんちの子だよ」と我が息子に明かされました。「え~っ」て感じでした。
父母の「大変さ」「悩み」もさることながら、暴走行為と道交法違反について私がとやかく言う事は無いということと、よく考えれば若いうちにその手の道を通った連中の方が案外まともだったりしますね・・・。
どこかで「あの子はお寺の子だよ」という場面などあることも十分考えられますし・・・。
そのよう今回は黙認したのだと自身に言い聞かせましたが本当は何らかの指導をすべきなのか(結局自己満足で終わるだけでしょうが)、親に報告すべきなのか、沈黙したのが良かったのか何が正解なのかわかりません・・・
とにかく交通事故は起こさないで無事に彼らなりの青春時代を送っていただきたいものです。
ちなみに当家には子供が徒党を組んで改造バイクでパトカーを振り切る遊びを許容する力量は持ち合わせていません。
さて、15日は滅多に見られないボロボロのサッカーを見てしまいました。
もっともライブ映像では無く録画していたものです。
対ブラジルとの開幕戦でクロアチアのコバチ監督が例の日本人の主審のPKについて、
「あれがPKなら、もはやサッカーをする必要はない。代わりにバスケットボールをしよう。主審は試合のレベルに達していない。恥だ!」と地元テレビ局の取材にボヤいていましたが、その数日後に世界に披露した「日本のサッカー」、バスケットボールとは言いませんが、やはりかなりお恥ずかしいものがありました。
スペイン-オランダ戦、イングランド-イタリア戦など一次リーグ屈指の好カードを見続けたあとであの試合を見せられたら凄いギャップ。失笑させられるシーンの連続です。
おそらく世界の強豪国であの手のサッカーをしたら空港に集結したファンによって入国を拒否されるくらいかも知れません。
1点取ったあとの攻撃に対する姿勢は消え失せて、あたかもその1点を守ることのみにチームが意思統一されていたようにも感じました。相手の日本への研究がしっかりされていて、それが十分に的を得て(射て)いたようにも。
もっとも体力的にも相手に走り負け、足は動かず、トラップもパスもミスだらけでした。
戦前は、後半になれば相手のスタミナが落ちるなどとする予想がまかり通っていましたが、前半の終盤から日本の方が既に走れなくなっていましたね。
この日のザックの人選も首を傾げましたし、戦前から「ホンダと心中」という感覚はうすうすわかっていましたが、責任をすべて彼に任せる「ホンダがダメなら仕方が無い」という国内の雰囲気を先読みしている感がありました。
たまたま先制点は入れましたが・・・。早い段階で先制点を入れたということが皮肉にも守りの意識が高まってしまったということも敗因だったかもしれません。
「奥の墓道」は私が記したように「ジェルビーニョが得点してコートジ・・が日本に勝ったら鰻重10杯!」を私に奢るという冗談を言っていましたが、将にそのようになったためそれを請求すれば、代表のボールウォッチャーになっていた彼らの名をあげて、「奴らに奢ってもらえ」とプリプリ怒っていました。「ホンダにフェラーリで迎えに来てもらえ」とも言っていました。
「絶対」の予想は出来ませんが、この結果によって日本チームの1次リーグ敗退は限りなく濃厚となってしまいましたね。
ギリシャの立場も日本と同様、本気モード。
次は前がかりで勝負してきます。
現在の私の次の面白みとしては①オランダの優勝争いへの名のり②スペインの1次リーグ敗退③ブラジルの敗退そしてオーストラリアの如くグループ最下位予想で他の3チームにボコボコにされるはずだったコスタリカの躍進です。
コスタリカは前回4位のウルグアイを一蹴してしまいました。
ひょっとするとわが日本、他人事では言えなくなりそう。
「3チームにボコボコ」は日本だったりして・・・それもひとつの興味ではありますが。
画像は小堤山のてっぺんから。
沖にはスズキの自動車運搬船が浮かんでいます。
真下のお墓は本多忠晴御一統。正面図はこちら。
そして現状何やってもダメな息子。「ありのまま」ですが。
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