「核燃料サイクル」という語を聞いて「え?リサイクルじゃ無いの?」と思ったものです。
私の知っている「サイクル」といえば・・自転車のこと。
ひょっとして核廃棄物の処理の事、後先考えずにたくさんの原発を稼働させてその出てくる廃棄物のことや、フクシマの汚染水が漏れた度にその都度対応する姿(自転車操業)を自ら皮肉ったのかと思いましたよ。
やはり「リサイクル」と同様の意のようでした。
我が愚息のコレクションの中で「ハウス」というジャンルがありましたが、これはゲイ・ディスコの名が発祥。
ディスコなどというと既に死語といわれるくらいになっていますが(「赤面しそうな語」とも成り下がってしまいました)、私の学生時代から卒業して数年はその時代が「繁栄」していたものです。
「奥の墓道」の方はロックの常道の1本道を只管歩んだ男でしたが、私の方といえばロックだけでなくジャズからフュージョン、クロスオーバーといわれるいわゆる「ノリ」のいい曲は何でも聞いていました。
元々の発祥がアフリカ系ネイティブを連想させるパーカッションは心臓の鼓動とマッチングし、ここぞというところにその手のものを一曲聞けば尻が浮いてきて「やる気」が増すというものです。
そんな中ハウスの呼び名は変遷し、ユーロビート、クラブミュージックと変わって行きます。日本では「クラブ」というと「高級飲み屋」のイントネーション、「ク」では無く、「ラ」にウエィトがかかった方ですね。
「ディスコ」が消滅したあとに、その手の呼名として継承されたかと思います。
「ハウス」発祥の立役者はフランキー・ナックルズで、彼の採用したドラムマシンは色々なアーティストの名曲をリメイクしました。そして「クラブ」の元も彼。
本来リメイクには「mix ミックス」という曲の調整やちょっとした手直し、そして曲と別曲との連結のことをいうものと「remix
リミックス」という曲そのものの曲調を変えて別曲にしてしまうものがありますが、そのフランキー・ナックルズーFrankie Knucklesは知る人ぞ知る「remix リミックス」の天才でした。
今年の3月末日にシカゴで亡くなった時、大統領夫妻から弔辞が届いたことにもその大きさを知らされたものでした。
ディスコ全盛時代のピークにジャクソンファミリーから出たMichael
Jacksonが一世を風靡、全世界を彼の曲で席巻したかのような風でした。ヒットした曲はどれも聞き飽きたかの感のある昨今ですが、今でも時々どこかで耳にするほど人口に膾炙しています。
その彼の曲もフランキーはリミックスしていますが、私は特に「You are not alone」をおすすめいたします。
この曲は「ヤル気を起こすドキドキ」というよりも「ちょっとある種の緊張感あるドキドキ」の様に感じます。
Michaelのクリアーなボーカルとドラムのビートが違和感なく調合されています。リミックス特有のイントロがやたら長いですが、辛抱してください。
詩の内容が内容ですので、もしや、愛する者(いろいろある)を亡くして「そんな気分」になったら御内佛の前で聞くのも一案。
2008年頃「千の風になって」という曲が流行りましたがあの曲はすこしばかりまったり感・・・。
リミックスの「You are ~」は曲調がセンチメンタルな詩の感覚を打ち消しつつも、却ってそれが心臓に鼓動してよりインパクトを与えます。
歌詞カード(和訳)をダウンロードしてお聞きくだされば幸いです。
「you are not alone 和訳」でググってくださればOKです。
「一人じゃない」のは私であり、あなたであり・・・
「3つの単語とは・・・」
例によって「You Tube」より。
時には懐メロも悪くないですね。
画像は母親の実家、お西の御内佛。
柱が金一色であるから一目でわかります。ちなみにお東は「金と漆(黒)」です。
最近はお東もお西も一見判断しかねるミックスものが出回ってかつ、それらしき風貌の新たな形式の「リミックス仏壇」も流行りのようです。
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