昨日は連休にて故郷に戻った「奥の墓道」と昼からぶらっと近場の墓場放浪。
今年はそれぞれの事情により近隣でお茶を濁します。
お茶といえば当地はお茶生産農家が多く、今は1年で最も活気があって忙しい時期。
そして既出ですが例年になく上出来の様。
各所で味見をさせていただいていますが、とてもおいしく仕上がっています。
よってどちらにても畑仕事に忙しく法事等は比較的少な目な期間ですね(当山に限ってかも・・・)。
4日(日曜)にのみ、顧客の事情で「GWそのものが無い」事業経営をされている檀家さんの法事があるのみです。
しかし、その形態(休みの取り方)もなかなか厳しいものがありますね。
一昨日は朝比奈原(行僧原・鬼女新田)で初めて「生茶」をいただきました。ペットボトルにもその名をうたったお茶がありますが、こちらの方がまさにホンモノです。
「生茶」とは火を入れていない元茶葉ということですね。
その供された茶に驚かされたのは水で茶を入れるということ。
それでいて世にいう「水出しの煎茶」ではありません。
「水」を注いだにもかかわらずキレイなお茶の色としっかりとした味が存分に出ていました。
要は「熱をかけるとカテキンと渋みが先に出きってしまうところを水によってアミノ酸を引き出す」とのこと。
また、お湯を使用する時は湯を1回茶碗に入れて、熱を取ります。
その茶碗が手の中で納められるくらいの熱になるまで茶葉に入れてはいけないといいます。それは約70℃と・・・。
最近は品種改良によって80℃以上でも大丈夫なものもありますが・・・
寿司屋のデカい湯呑と熱湯の如くの湯で入れた熱い茶は「絶対に有りえない」というのが日本茶の世界。
その事をいまだご理解いただけていない方がたくさんいらっしゃる様です。
まぁ私こそ、つい最近まで「熱湯の如く」で飲んでいた張本人ですが・・・。真っ茶色の渋渋になってしまいますね。
三成の「三献の茶」の如く色々な温度での茶を接待されて帰り際にはお腹の中は「ちゃぶちゃぷ」状態でした。
しかし旬のものはおいしい。
私の方の雑用のやっつけ大工仕事。
内装の壁板とフローリングの目途はつきましたが、雨漏りがあまりにも酷くて、ついぶち抜いてしまった押入れの壁の修復は形だけは何とか終了。外面はを応張り終えましたが、先日の降雨で雨漏りを確認。
今は、雨漏りの状況を見ながら晴れの日にチェックして再補修の繰り返しです。のんびり様子を見ながらという感じです。
雨漏りが止まるまでは内側を施工できないので、「次の雨」を待っているところですね。
よって2日の午前中は「雨」に備えての念入りな防水作業を行い、仕事に飽きて勿体無いくらいの好天-牧之原市は気温27℃-に誘われて表に出たというところです。
「奥の墓道」の好物はとろろ丼とラーメン。
このセットを食べさせておけばOKです。ということで「墓道」だけに「道の駅掛川」に向かいました。
つい先だって御前崎にも「道の駅」がオープンしましたが、掛川の方が数段上手。国道1号バイパスと150号線との通行量の差もあって比較するのも酷ですが・・・。
こちらには東名袋井ICの先にあるとろろ専門店の支店が入っていてその店の「とろろ丼小」とその隣にある地元のおばちゃんたちの店のラーメンの2点が毎度彼の特別セットになります。
かつて「細道」はこの「とろろ丼小」を一気に4杯完食していました。
墓地墓石を各所眺めながら先日行った熊野(ゆや)の長藤のピークアウトを見届けようと天竜川近くまで足を伸ばしました。
やはり既に散り始めていました。④は道の駅掛川からの粟ケ岳。
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