借用書といってもあの首都トーキョーで取沙汰されたものではありません。相良油田公園資料館に残る石坂周造の借用書です。
それにしても予想通りの顛末であの知事さんは前代未聞、知事就任最短辞職記録を塗り替え、NO挨拶・NOコメントにて議場を去りました。
今となっては憐みや哀れの感も無きにしもあらず。
まぁ見苦しく、また聞き苦しい弁明をニュースで見聞きしないだけでもよかったです。
さて「茂造の奇跡のクリスマス」をユーチューブで見ました。
ブログ既出の通り、私はテレビでのお笑い芸人は敬遠してしまいますがなぜか「よしもと新喜劇」だけはチェックしてしまいます。
これは小田原の本町小学校(現三の丸小学校)の同級生のI君が当時、テレビ放映していた新喜劇のファンだったため、私もその流れでチャンネルを合わせていたからです。
その後I君は東京の劇団に入りました。
新喜劇、元知事を名指しでネタにしていましたね。
劇はワンパターンの流れでコテコテですが、今回はアルバイトの茂造じいさんが「自己紹介せい」と言われて「私はスグにお金の貸し借りを忘れてしまうので、ニックネームは猪瀬知事です」「だって5000万、どこで借りたか・・・なんかおかしいやねん・・・あのペラペラの借用書、アレなんやねん」・・・こういう台詞を劇中で何の遠慮も無く観客の前で言ってのけるところ、さすが難波です。
「村上海賊の娘」では真鍋七五三兵衛(しめのひょうえ)ほか豪快な泉州侍のことを「俳味」(軽妙で洒脱)と言い、逆に嫌うべきは「おもろない奴」と記しています。
関西人の東京嫌いと歯に衣着せぬ物言い、露骨にセコイ奴と思ったら「とことん笑う」というところが彼の地の伝統なのでしょうか。
ケチを付けるわけではありませんが「借用證券」の添付書きの「石坂周蔵外1が布施新助から6773円を借用」の意味が不明です。
「外1」(ほか1)ということは2名で借金したことになってしまいます。
ところが証書には借りたのは石坂周造一人で、たまたま手が痛かったので代書の人の名、そして「請人」と「証人」の名の記名がありますがこの二人はあくまでも「借主」ではありませんね。
ここの管理者は教育委員会でしょうか。
「外1」の箇所を白色で塗りつぶせばOKですが・・・。
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