私どもの住まう駿遠地区では山と言えば「富士山」。昨日に引き続き良く見えました。
当たり前といえば当たり前で、年がら年中外に出れば目の前に鎮座していますからね。
今年はやたらと騒がれた山ですが、私にはごく普通の「タダの山」とのイメージしかありません。まあ、大いに目立ちますが。
私は今後もあの山は眺めるだけで「さぁ登ろう」などと考える事はもはやないでしょう。
各地方を訪れた際、地元の人に「ローカルの名峰」を褒めた時には、「富士山にはかなわない」などと、私が静岡県人だと知っての麗句とも解釈不能な(社交辞令でしょう)言葉が大抵返ってきます。
余所者の私は旅の地の風景は珍しいので素晴らしいと言います。毎日目にしている人はやはり「そうでもない」普通の風景でさして感動もないというのは致し方ないでしょうね。
しかし、本当はローカルの名峰はそれぞれの地で生活している人々にとってやはり深い思いはあるものでしょう。
北海道は大雪山、近江に行けば「伊吹山」・・・それぞれの地方には「〇〇富士」という各地の「フジヤマ」を耳にします。
私においてこの伊吹山ほど凛々しくて勇壮で好きな山はありません。
岐阜金華山から関ヶ原、北近江の人々のランドマークのようなお山ですね。次回の関ヶ原行脚のついでに是非チャレンジしたいものです。
さて、尾張となるとやはりこちら、御嶽山。
木曽のお山で少しばかり遠いですがそれだけにこの山が確認できるということは幸運です。
例の登山ブームで大安売りの如くの行列のバカバカしさに辟易とした皆さんはこちらに向かうそうですが、3000m級とはいいながら富士山より登り易いと聞きます。
このお山もいつかは訪れてみたいところです。
①画像は小牧山城(場所はこちら)からの風景。
この山に上がればマズは犬山城を探します。
しかし丁度鉄塔と重なる位置で背後が岐阜県内の山々と重なってしまい見つけずらいですね。黄色い矢印は私の推定地です。
③が②と④の間。
④画像はA御嶽山 B岩崎山砦 C外久保砦 D尾張富士 E本宮山。
⑤が小牧空港と名古屋市街方面。
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小山昭治 (木曜日, 21 11月 2013 08:44)
何で山へ登るのか?と問われれば
元は女房孝行。 一人で生かせるわけにはいかないので、
しょうがない、です。
別に格段に行きたいわけでもないんだけどね。
「伊吹山」でしたっけ落語に出てくる
「カワラケ投げ」あるんですかねー。
一度投げてみたいものですが。
今井一光 (木曜日, 21 11月 2013 18:22)
ありがとうございます。
本当に羨ましいと思います。
体を動かすことに前向きな理解のある方が近くにいるということは刺激になりますし、一緒に動くだけで健康になります。
山歩きは一人じゃつまらないですしね。
「かわらけ投げ」というゲーム、京都付近の景観のいい山(神社仏閣参道の茶店等)でやっているみたいですね。
伊吹山→愛宕山かと。ただし愛宕山は現在そのお遊びは無いそうです。