あれだけの惨劇を目の当たりにしても、「喉元過ぎれば・・」で被災された方々には本当に申し訳ありませんがまったく緊迫感というものが失せてしまったというのが現状でしょう。
まぁどうこう騒ぎ立てても、何があっても「ショウガナイ」というのが本音ですが・・・
吉田町は凄いですね。先日も2箇所の避難タワーの完成について報道されていましたが、うまいことお国から支援をもらって今後も避難タワーがバンバンできるとのことです。
さて本日は袋井市のこと。
袋井市の避難タワーは「命山」と呼んでいます。
信じられないくらい、驚きましたが袋井の遠州灘に面した地区にはゼロm地帯があるそうです。
そこには古くから先祖近親者の犠牲という実体験から避難場所となる築山を積み上げて実際に命が救われたという歴史が残っています。
その小山をこの地区では「命山」と呼ぶようになったとのこと。
現在は県指定の史跡となっています。
「大野命山」と「中新田命山」です。そこで袋井市は現代の「命山」を築いていこうという津波避難地対策をたてています。
金属は錆びて塗装などメンテナンスに経費がかかりますが盛土築山だと一度築きあげればあとは手が掛かりにくいといいます。
いずれにせよ半端ではない莫大なコストのかかるものですのでそう容易く飛びつくことのできない代物ですが・・・。
このほど袋井市では歴史文化館秋期特別展にて
「江戸の命山と袋井の自然災害の歴史」を資料をあつめて展示開催します。画像④がちらし。
★開催期間
平成25年11月10日(日)~11月29日(金)期間中休館なし
★開催場所
袋井市歴史文化館2階展示室(場所はここ)
講演会 11/24(日)午後1時30分~3時30分
展示解説 11/17(日)午後1時30分~2時30分
当山大澤寺の古文書「地震記」も出展されます。
画像①②③は「静岡県防災センター」ホームページより。
①は東海地震震源と津波伝達時間。この予想図を見て浜岡の原発を動かせる理由が見つかりません。
②は東海地震が次にくるであろうという根拠。
③は「命のパスポート」
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