名月の前日、外はハレ渡り満月に近い月の明かりに誘われたのか我家のゲッカビジン2株は同時開花。本年2度目です。
年に2回といったらそれまでですが、冬を通して春先ボロボロの葉先から花を付けてくれて一所懸命に大輪を咲かせてくれることに感謝もすれば期待もしています。
植物と侮るべからず、あるのか無いのか彼らの「体内時計」何と正確な事か。計り合ったようにこの日に開花です。
「開花する」と思ったら夕方には玄関内に。開花前から特徴ある芳香が漂い出します。一晩中あの香りを振りまいて夜が明ける頃には花も香りも消沈します。聞くところによれば夜に咲く純白の花のお相手はやはりコウモリだそうです。
あの強い香りはコウモリを呼んでいるとのこと。
「美女と野獣」の構図がここにもありました。
さて、あれだけ大変な画像を見せつけられたとなると秋の観光は「応援」を兼ねて「京都嵐山」とかにしたくなりますね。
化野念仏寺など久々に行ってみたくなりました。
しかし京都方面への祖廟分骨を兼ねた旅行は1年おきにしたため今年は近隣三河方面の日帰り遠足です。
以前お寺のバス旅行に安土城を入れてリタイアが続出して大いに顰蹙をかい、以降のバス遠足の参加に、皆さんの二の足を踏ませる要因になったと反省し、今回は本当に余裕を持ったのんびりツアーにしました。
ツアーにしたと言いましても婦人部の皆さんの企画で上がってきた原案を私が手直しさせていただいたものです。
だいたいこんな感じでぶらっと行ってきます。
日にち 10月 8日 火曜
費用 8000円
「7時~7時30分当地出発→東名高速岡崎IC→安城市歴史博物館(安祥山大乗寺 安祥城址 本多忠高墓碑)→本證寺→ホテル竹島 昼食 自由行動 散策 温泉入浴(入浴料不要)→土産店等→オレンジロード→音羽蒲郡IC→当地到着7時頃
☆博物館入場は任意
☆入浴用タオルは貸出があります(無料) 」
安祥城跡も本證寺も起伏殆ど無しで足腰の負担無し。
例によって毎度のこと檀家さん以外の方も大歓迎です。
本当は婦人部の皆さんからの案では三河別院にお参りしてから
他宗の癌封じとボケ封じのお寺参りが入っていました。
折角の皆さんからの提案でしたが、それを「坊さんの一声」でお参りは「本證寺」、「癌とボケ」は無しにして
「安祥城址散策と博物館」に差し替えさせていただきました。
みなさんへの変更の理由は、「老病は逃げては通れない」などと野暮な事はいわず「お参りに行って癌になったりボケたりするのは一層悔しいので・・・」とやんわりボケまで入れて。
もっとも寺の看板を背負ったバスで乗り付けたら、先方様への引率の坊さんの正式な挨拶というものが不可欠になりましょう。他宗におけるその辺の流れが今一つ判りませんので私としても正直御免したかったのです。
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