8月3日に例のはばたき橋が開通しました。これで朝夕の150号線の渋滞は相当緩和するはずですね。
もっとも私にとってその恩恵を感じるのは年数回でしょうが。
とにかく便利になったことは事実です。
さて、お隣の吉田町の海岸寄りの平坦部に少しばかり「これはっ!」と唸らせる「避難タワー」が建設中です(場所はここ)。
こちら牧之原市と吉田町は津波被災予想という意味では殆ど同等ですが、その手の前向きな考え方は「一枚上手」を感じさせます。
先日も吉田町内の会社経営者が避難タワー(370人用)を3000万円自費で建設したというニュースがありましたが、上記は吉田町が発注した工事です。
このタワーの建設方式で特筆すべきは橋や道路の建設と違って地権者の了承が殆ど不要だということ。
土地は道路上ですので土地買収に関わる費用も要りません。
道路を跨ぐ巨大な歩道橋のイメージです。
一基当たり1200人が避難できるそうですが気にかかる点は想定津波最高位を6.8mとして避難タワーの上位を9.5mに設定しているところです。
ちょっとばかり控えめな気がしますね。
タワーが無いよりまったくイイですが津波が9.5mをもし超えてしまったら「無いのと同じ」なのかも知れません。
そんなことは誰にもわかりませんが、こういうものを早急に作る、対策に着手しようとする行政の意気込みを感じます。
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小山昭治 (火曜日, 06 8月 2013 10:16)
意気込みですか・・・
私の印象は。金があるなー。
県、国から上手に補助金をせしめたなー。
とはいっても 事故資金も当然必要です。
柱は地中31mまで埋めたそうです。
遅まきながら商工会相良支所を街中に持ってきて
その屋上を避難場所とするようになりました。
金のない牧之原市ではこんなもんでしょう。
今井一光 (火曜日, 06 8月 2013 17:45)
ありがとうございます。
避難場所でも何でも住民は目に留まる何か、次に打つ手の
動きについて期待するものです。
今はやれることなら何でもやるという姿勢が市民への
アピールになると思っています。