東京からの御参拝と法要の予定があった昨日は前夜半から続く豪雨。午前中も横殴りの雨で、かなりやきもきさせられましたが、開式が午後であったことが奏功し、まるで信じられないことでしたが、その時分には完全に雨はあがっていました。
天気の事で文句は言えませんが、本当にありがたいことでした。夕方はまた雨が降り出しただけにうれしさ倍増です。
今一つ感動的だったことは、たまたま法要開式寸前に別の方のお参りがあり、堂内に上って来られて本堂内モニターに映し出された故人の法名とお名前を見て「御当家はひょっとして・・・」と、半世紀以上昔の深いお付き合いのあったといわれる両家の再会の機をいただいたということでしょうか。
まったくの偶然ということですがこれもご縁ですね。
さて本間・丸尾姓、池新田で今もなお各方面でご活躍の名ですね。
本間姓では少し前で原発行政を強固に推進した御前崎市成立前の浜岡町の最期の町長、本間さんがありますし丸尾姓では旧池新田村の村長ほか現在叔母もお世話になっている丸尾医院、そして当山本堂の襖絵を書いた「丸尾月嶂」の名が有名です。
江戸末期、丸尾徳三郎氏により建てられた丸尾邸を移築・修復した資料館が池新田にあります(場所はここ)。
相良から池新田方向に行くには色々なルートがありますが、鬼女新田から朝比奈を通って池高(池新田高校)の通りに向かうルートを通過しようとすれば必ずその資料館前は通過します。
この資料館も日坂の川坂屋と同様、入館料無料で気軽なのですが開館日は土日のみです。
私がお邪魔した時は「ご常連さん」もいらっしゃるようで中庭が一望できる広い部屋で何をするでもなくのんびりと寛いでいる方々がいらっしゃいました。
ここも静岡の旧家に必ずと言って残存する山岡鉄舟と、そしてこちらには勝海舟の書が掛けられていました。
ガラス張の展示が多く、写りこみがあって見にくく失礼します。すばらしく良く撮れた画像はやはり御前崎市の作成したもの。こちらをどうぞ。
②は海舟「小自在」③が昭和の風景写真の一部、「池新田劇場」。
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