当山の波さんが仙台藩よりプレゼントされた聖徳太子。
提供する方としても相手の「家」について事前に詳細を把握していなくてはこのようにピンポイントに的を得た代物は出てこないでしょう。
ちなみに薩摩藩が「ざぼんの木の苗」、徳川家斉正室の広大院からは「着物」を頂戴しました。
ざぼんの木は昭和初期に枯れ、着物は尊前の「打ち敷」に縫製されずっと飾られていましたが、今はボロボロの布切れ
のようになっています。よって聖徳太子像は今もなお当時のままを維持して大澤寺、オンリー1の宝物と讃嘆し大切にしています。
何しろ天然記念物、善福寺逆さ銀杏の材にしていますので、他には無いでしょうね。
その聖徳太子と真宗とのかかわりとは何ぞと思う方、今節同朋大学(名古屋)にて標記《聖徳太子信仰の世界 展》が催されます。
名古屋は東京より近いですね。
東京という雑多な田舎の集合都市よりも信長や秀吉を排出した「尾張人魂というもの」を直に接するという面白さから少しばかり名古屋に嵌っています。
29日は残念ながら予定が入ってしまっていますが、どちらかの日、調整して訪問したいと思っています。
6月25日(火)~7月9日(火)
9:30~17:00 (最終日は16:00まで)入館無料
※閉室日 6月30日(日)、7月6日(土)
※特別開室日 6月29日(土)、7月7日(日) 10:00~15:00
同時開催 講演会
6月29日(土) 13:30~15:30
入場無料
①
吉田一彦氏(名古屋市立大学教授)
「聖徳太子信仰の伝記と寺院」
② 脊古真哉(同朋大学仏教文化研究所客員所員)
「聖徳太子信仰のひろがり」
ギャラリーDo(同朋学園名古屋キャンパス内Doプラザ閲蔵1F)
〒453-8540
名古屋市中村区稲葉地町7-1
TEL052-411-1111(代)
聖徳太子展のタイトル、太子像。②が名古屋某所でのランチ味噌串カツとから揚げセット。③~⑤が併設されている同朋学園高校と同朋幼稚園。
幼稚園の入り口には親鸞聖人8歳の像が・・・コレいいですね。
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