イケメン男子による名古屋城の「おもてなし武将隊」(昨日のブログ)のほかに、この尾張では体を張ったその女性版、愛知県観光協会がバックアップしている「あいち戦国姫隊」というグループがありますね。
各地で引っ張りだこで最近は地元のみならず競馬のダービーにまで呼ばれて踊っちゃうそうです。
オヤジ類としては行列に並んで握手や2ショットの写真に収めるという邪道に進むまでには至らないもののやはりキレイな方~兵(つわもの)より姫~がいいですね。
いくらバカバカしい客寄せイベントとわかっていて、傍からおそるおそる引き気味に遠巻きに観たとしてもです。
さて、今もその優しく綺麗な「音」を残す遠州の街道の名に「姫街道」があります。いい響きですね。
主街道(東海道)の別ルートの一部に対する呼び名で説は色々ありますがやはり「女子供の往来が多かったから」でしょうか。
本街道に海路等難所、関所の厳しいあらためなどのストレスがあった場合に、それらを避けるための別ルートを遠廻りしてでも選択するということがありました(国道の恐ろしさ)。
特にこちらの姫街道は浜名湖の北側、本坂峠を越える街道で、別名は「本坂道」です。磐田の見付から豊川の御油宿に連なる街道ですが、やはり「姫街道」と言えば私個人的にいえば三方原台地を気賀(場所はここ)に抜けていく街道のイメージですね。
東海道の新居関所(場所はここ)では江戸へ向かう鉄砲類の武具と大名小名の人質である女と子供、「入鉄炮出女」に対して特に厳しい取り調べが行われていたといいます。
それを嫌った女子が多くこちらに廻ったためその名がついたというのが説得力ある理由です。
三方原を走る姫街道の特徴は何と言っても松並木が今も尚点在することですが、その古い街道筋に建っていた茶屋の屋号、「権七」(ごんひち 場所はここ)が地名になっている場所があります。
今も営業しています。「権七」という名はやはり当山初代の今井権七と同名ですのでつい目がとまってしまいます(画像②③④)。
さて、関所通過時、旅の目的、所持品は勿論旦那寺の発行する手形通りの人相、体格、特徴を徹底して調べられました。
現代の様にプライバシーを遵守することも無く男尊女卑の社会にあって無用な、また、今でいうセクハラ系の執拗な調べがあったかも知れません。
下図①は木賀関所内の展示人形、向番所内、女改め役の審問のシーンです。
女性の人権侵害といえば、丁度今あのおっちょこちょいのタレントあがりの議員がアホな事を公言して顰蹙を買っています。
色々な角度からの各種意見が寄せられていますが、私が一番に思ったことはやはり沖縄の人たちの事ですね。
私が沖縄の海ではカタマランヨット(ホビーキャット16フィート 下画像②③)を少しばかりかじりましたがその時の「年下の先生」がG君でした。身長は高く彫の深い面立ち。
失礼ながら彼の父上はどなたかわからない米軍兵士でした。
勿論母子家庭でお母さんは大層苦労したでしょう。
表にはあまりその手のお話は出てきませんがそういう事情を持った人たちが本当にたくさんいらっしゃるのです。
沖縄のことをもっと知らなくてはいけませんね。政治に首を突っ込む人は。
こういう歪んだ家族の状況を生むことも少なからず家の近所に基地があってまた、軍人の鬱積を晴らす場と称したあの政治屋の語ったアレをたくさん作ることが大いに関わってくると思います。
米軍トップも「買春禁止」を表向き標榜しているなか、あの人はかなりのアホ。
日本にも「表向き」「売春防止法」なる法があるではないでしょうか。あの人はたしか弁護士でもありましたよね。
自分のしたこと言ったこと(因果)につき責任をとる(応報)のことを「己の様を見るべし」(・・・ザマを見ろ)と人に言われてしまうことも致し方無い無分別無配慮な発言でした。
人間しばらく歩いたら今一度「足元(ハシモト)を見ョ」といわれています。
人気凋落ギミの中、浮き足立っていたことは判りますが ・・。
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小山昭治 (水曜日, 15 5月 2013 08:40)
アホな議員には何も言う気がしません。
そのうちわかるでしょう。
G君の件ですが
私は、何も詳しく知りませんが
その時は、男女とも真剣に愛し合ったのではないでしょうか。
私生児だったとしても何も恥ずべきではないし
どうこう感じません。
私の仲人も私生児だったそうです。
そんなことを考える方が変だと思います。
現実にここにいる人物が本人です。
過去でも未来でもなく現在の人だと思います。
まさか 昔のようにお代官様が手籠めにしたわけ?
いいかげんな私の感じたことです。
今井一光 (水曜日, 15 5月 2013 10:24)
ありがとうございます。
父親がいないということに対する単純な経済的困窮と
基地のある街一種特有のその手の状況が多いことを記したまでです。
父親がいないからという偏見では無く、圧倒的にその数が多いという事実です。その中には「予期せず」 また望まれて生まれてきた生ではなかったのだと吐露する人も多くいて差別と闘っていました。
その点のところ 九州大学出版会による『沖縄の人と心』の中に「沖縄の日米ハーフに対するステレオタイプ」という記述があります。サイトにアップされています。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/8422/stereo_j.html