お馴染み駿河湾遠州灘を添うように走る国道150号線。
生活道路でもありこの地で住まうに利用しない日は無いくらいの道です。その国道、我が相良「波津交差点」から北上する道路が国道473号線です(地図参照)。
要は拙寺の鼻っ先を走る国道で、昨年には牧之原インターまでバイパスが開通し、東名高速の接続がスムーズにできるようになりました。この道路も150号線以上に使用頻度が高い道路であることは言うまでもありません。
この473号の、私を含めてここ相良の人のイメージとしては「東名インターあるいは金谷あたりまでの道路」といった感じでしょう。
ところがこの道路の終着点(というか始点)は想像を超える場所なのでした。
そのことについて「ハッと」気がついたのが天竜スーパー林道に分かれる峠の分岐点です(浜松市天竜区水窪町山住)。
画像①は突然出てきた国道473号の標識。大井川は本川根から出ている国道が362号でしたが途中から県道の389号に入ったはずであるのに・・・狐につままれたような気分です。
調べてみれば473号は重複区間が各所にあって途中名称が出たり消えたり、大井川から天竜川にワープする山間部の狭隘(きょうあい)道路、幅員4m未満、対向車と崖で緊張を強いられる「殆ど林道」の如くの道であったり、バラエティ富む行路で結局は愛知県の蒲郡まで続いています。
日本中の道路が繋がっていると言えばそれまでですが「名目」といえども不思議な気分です。
画像はパジェロ終末期に行った「大井川から天竜川に抜けて水窪へ出よう」という企画の図です。
あの時は微妙に右前輪ブレーキシューの戻りが悪いことに気付いていましたが(ディスクが熱くなってコゲ臭い)、この道路の通行の際にその症状は進んで、シューが戻りきらずにブレーキの踏みっぱなし状態となりました。
当然ブレーキオイルは沸騰してペダルがスカスカ状態になったのがこの峠の上。
冷やし冷やしだましだましサイドブレーキ主体で無事に降りてこられたことは殆ど奇跡でした。
③はアンデスのフォルクローレが聴こえそうな雄大な山並みと④峠近くの「布滝」の図。落差40m、道路沿いに突然現れました。
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小山昭治 (月曜日, 13 5月 2013 08:36)
473号を走ってみたいものです。
秋葉神社からスーパー林道を通って
水窪ダムまで移動キャンプをしたことがあります。
雄大な景色に、星空が一杯な景色を思い出します。
あの星空はもう見れないかな。
一泊でもいいから行ってみたいものです。
今井一光 (月曜日, 13 5月 2013 21:20)
ありがとうございます。
想像するだけでわくわくしてきますね。
大した目的を持たない景色を楽しみながらの、
のんびりと進むあの林道の行程は楽しいですね。
お天気に恵まれれば申し分ありませんね。
夜間、どちらかで過ごすことができれば仰る様に
何処にも味わえることのできないような満天の星空を
楽しめることも間違いないでしょう。
時間というものに恵まれればチャレンジしたいものです。
何度か経験がありますが、静寂の嵐というか・夜は静かすぎて怖いくらいでしょうね、きっと。
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