屋号の入った刷り物2点は珍しい代物。
4/6の寺楽市にて出品された「非売品」、参考出品の1つです。
屋号は地元相良でも波津地区にかつてあった大店だとのことです。「服部平七商店」と「秋野肥料店」の名が。
栄枯盛衰、両商店とも現在はありませんし、かつての栄華も私の様な小僧の知る所ではありません。
メンコは小学生の頃、ドップリ、ハマりましたね。
敗けて取られて小遣いせびってまた買って、そして取られるの連続で今考えると少しばかり寂しくて悔しい思い出。
私の頃は丸いものばかりでしたがこの角タイプはそれより一昔前。
みかん箱一箱はありましたが、高学年になるとまったく無価値となって知らないうちに親に処分されてしまいました。
今あったら相当プレミアムが付きそうなのですが。
この瓦はその家の親戚筋が皇宮警察として宮城に出ていたそうですが御役御免の際、土産にもらった「坂下門の瓦」だそうです。他にも不思議な品物が脈略も無く陳列されて、まさにワンダーランド化していました。
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小山昭治 (火曜日, 23 4月 2013 10:05)
秋野肥料店は何となく覚えが・・・
栄枯盛衰、まさしくその通りです。
商店の将来を考えると明るい材料がありません。
それでもあがいていってます。
何十年も同じ商売形態で許される時代ではありません。
商売が変わっても長らえることが必要なのでしょうか。
たかが「家名」されど「家名」
無くなるよりは残る方がいいが
商売はどうなんでしょうか。
世の中が必要としなくなったら
消えてもいいのでしょうね。
あとは ノスタルジーのみ。
今井一光 (火曜日, 23 4月 2013 20:24)
ありがとうございます。
将に「一所懸命」の言葉通りですね。
先祖から引き継いだ家業を「一期を限り」の思いで精一杯
続けて、機をみて後世にも伝えていく段取りをしつつ、
引き継いだ看板を伝えて行くことを本意と、御商売を
続けてください。
私もこちらへ来て藤枝、焼津、掛川等の駅前の一等地であっても
「シャッター街化」している様子、昔ながらの「商い」の衰亡、「降板」連続の姿にはショックを受けています。
家業を継がせるよりもサラリーマンの方が確かである故に子供たちに家業を推すことができないという切実な実情もありますね。本当に寂しい時代です。
巨大スケールによる商品構成を売りにする大資本には地元商店街がいかに協力しても太刀打ちできないというのが現状でしょう。
厳しい方向に向かっていることは否めないでしょうが、何とか
御家のオリジナルを押し出して大手に負けないように「一所に懸命に」続けていただくことを切に願うばかりです。
・・・そういう意味では私たちお寺も同様ですね。