御用米曲輪の①の図面で蔵④の奥、野球のダイヤモンドで言えばライト線ファウルグラウンド辺りでしょうか、現在の小田原駅方面から本丸に登るスロープの途中の左下です。
そのスロープ直下は戦国期の堀(画像①奥)が出てきたところですがその堀跡より数メートルの場所に一部石積みが施された「方形堅穴」が出ています。その施設らしき工作物に向かって走る石積みの水路も発見されました。
その水路との関係があるのでしょうが約60㎝四方のコの字型の平の石がありました。(①赤丸 以下同画像)
石の表面の中央には幅10㎝位の太い溝と数㎝の細い溝が繋がって掘られています。
水路の施設であることは間違い無いところだと思いますが
いったいコレが何のために、またどのような理由でこの形状に加工され敷設されたのか不明だそうです。
現地説明ではこの石について判明しないのでこれと同等の細工、施設の例が全国であるとしたら教えて欲しいとのことでした。私の一見したイメージは「水洗トイレ」なのですがいかがでしょうか。
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