静岡は清水港、清水駅東口に「清水文化会館マリナート」がオープンして半年、あの吉本新喜劇がやってきましたのでこの機会に覗いてきました。
清水駅とは自由通路にて直結されてJRでのアクセスは最適です。
しかし車両は隣接の有料駐車場に入れることになりましたが、機械式の出口の為、出場時大渋滞。
出口の部屋に常駐の管理人(静岡ビルサービス)が鎮座しているのが見えましたが、「まったく気が効かねぇな」と独り言のボヤキ。「まあ寒いからしょうがねえか・・・・」とため息。
経験上、こういう場合、構内渋滞による事故回避とお客様サービスの為に機械の前に担当者が出て、昇降バーを開放してチケットを受け取るというやり方がスマートですね。都内では当たり前の臨機です。料金は事前清算(700円の支払い)なのですから。
そのことによって倍以上の車の流れになりますし、駐車チケットを受け取る際に、ちょっとした笑顔で「ありがとう」などと声をかけられれば「あーいいところだなまた来よう」となるのですがね。
芸人が客に聞いていましたが遠いところだと岐阜や鎌倉から来た人も。企画はいいのですが受け入れる側のソフトが確立していないようで・・・。
そういえば1つしかない精算機の前も行列でした。
これは静岡市の「車で来るな」のメッセージだと受け止めておきます。もしかすると政令指定都市とはいいながらいまだ2流3流のままを宣伝しているのと同じですね。
さて、これは関東系に言えることですが吉本新喜劇に対する客のトーンは地元大坂と比べれば低いですね。
芸人も「水の違い」を真っ先に受けることでしょう。
そういいながらも私もクールに眺めていますが・・・。
私はパターン化したいわゆる「お約束」のギャグとそのアレンジを見て楽しんでいます。
しかしよく考えれば新喜劇の中で飛び交う言葉は無茶苦茶で「面ろいでぇ」。
関東地方からこの辺の学校の先生方やPTAの奥様方が聞けば卒倒するような言葉とギャグ満載です。
「死ね」とか「殺す」なんて言葉は当たり前、学校で真似したら謹慎をくらいそう、ネットで使えば逮捕されますよ。
何より「イジメだろ」と思うような、人の成りや様相、体型についていじり倒す言葉など連発です。
常套句はデブとハゲ。暴力的なところや変体的ネタだってありますね。何処かしら持っている癖をことさらほじくってギャグるので一つ間違えば少々危険です。
肩幅のある体格のいい女性には「ニューハーフ」、年寄りは「もうじき死ぬ」とかでジジイ呼ばわり。日本人の顔立ちから離れていればタイ人、北朝鮮ドンの親子ネタ。
顔の特徴を指摘して「横顔新幹線」に「三頭身のモアイ」と普通の生活でそんなことを言ったら喧嘩になりそうなオチョクリ言葉ばかり。
観客は約1/4が子供ですので保護者も子供もこれは「劇」と割り切っているのでしょうかね。
劇中で鞄でブン殴ったり倒されたり、罵られたりしても、「冗談ですよ」でスグ許し許されるという流れがまたイイのかも知れません。関西でいじめが多いとは聞きませんしね。体罰は凄そうですが・・・。
①②はマリナートへの入館前に「2列で並んでお待ちください」と寒中入館規制で整列させられて待たされる間、手持無沙汰に撮った図。
「みんな寒いのだから早く入れろよ」と「忍の一字」でひとえに我慢。建物と施設はいいのにね。
お客様配慮は・・・「ゼ ロー!!」
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