18日の大河ドラマ、平清盛はまたも最低視聴率を更新しましたね。
いっそのこと戦国時代に特化してしまった方がいいのでは?
終盤(年末)にかかると番組は段々に盛り上がってくるものなのですが関東地区7.3%とは役者さんというか製作関係者にはホント気の毒になりますね。
丁度番組の内容も「平氏にあらずんば人にあらず」の絶頂の頃、現在流行りの元都知事風暴走老人と化した清盛と一門、清盛の三男、平宗盛の高慢ちきなおバカ振りにイラついていつチャンネルを廻してやろうかという気持ちと「いい加減こいつら引きずりおろしたらどうや」というストーリー展開に感情移入して反感を持ちながらも番組内に引きづられている私があるのでした。
史実というか結果は判っていますのでいかにも視聴者に「ザマぁみやがれ」と思わせる爽快感を提供するのか、「盛者必衰の理」を教科書通りに描くのか興味はそこいら辺になるのでしょうか。
賢明な視聴者は早々に他チャンネルに変えていることでしょう・・・。
18日、あの番組を見た方はそろそろ番組終盤に盛り上がりを感じたことでしょう。
源家の棟梁頼朝と義経ら源家一統の反転攻勢直前の頃あいを予期させ義経が匿われた奥州平泉の藤原氏、それらを資金力として絶大な勢力を保持し義経のパトロンとして名乗りをあげる藤原秀衡が登場していました。
奥州平泉を中心とした「平泉文化」とは中尊寺等の寺院をはじめとする仏教文化としても名だたるもので昨年には世界文化遺産に登録されたことは周知の通りです。
その平泉を演出したのはやはり何といっても黄金でしょう。
今回の東北研修はまず最初に東北道は一関インターを降りて気仙沼まで出たのですが、一関まで来て「中尊寺に行かない」ということに対して有り得ないくらいの「後ろ髪」感に襲われましたがここはひたすら我慢でしたね。
というわけで画像は一関の手前にある金成パーキングエリア(場所はここ)です。
金売吉次(かねうりきちじ)とはその名の示す通りこの地区周辺で産出された金を京都にまで行って売り歩く人の通称または個人名です。
また義経の東北下向を手引きしたとも伝わります。
大伴家持
「天皇の 御代栄えむと 東なる 陸奥山に 黄金花咲く」
すめろきの みよさかえむと あずまなる みちのくやまに こがねはなさく
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