日照時間年間2300時間、昨年の日本一の静岡県。
そのようなベストのエリアに住まいをあたえられて
「これからもよろしくお天道様」と嬉しい限りで感謝
いっぱいの静岡です。
お茶の効用もあいまって長寿県の一角でもありますよ。
海産物は言うに及ばず野菜たちの種類も豊富。
最近ではレタス、ヤマイモからイチゴにキウイにミカン・・・
美味しいものばかりです。
しかし3.11以来土地の価格が暴落して「売り」はあっても
「買い」が出ずアパートはガラ空き。
少しばかり元気が無いようで。
相良のイベントは夏を中心に多く催されているのでこれからの季節、ただ「盛り下がり」ますね。
特に私もこれから寒くなる季節は心の褌を締めてかからないと弛み切った気持ちでぬくぬくと家に籠り風邪で寝込むような生活になってしまいそうです。
以前も何度か好きな映画について触れていました。
ここ相良のむかしむかし、映画館が数件あって(勿論私も1件だけですが覚えています)、全盛期は立見もあったくらいだとのこと。
相良周辺から自転車で乗り付けて映画館周辺にはその置き場に難儀したといいます。先日の御法事でお目にかかった方から何と当時地頭方で映画館を経営していたという話があって失礼ながら驚かされた次第です。
「娯楽」というものが限定されていたこれも古き良き時代の1コマでした。
私も気が向けば映画館に足を運ぶことに吝かでは無いのですがどこの映画館も遠方で、この地方の年配の方が良く使う言葉を使えば「思い止む」ところ。
しかし、磐田に大型SC(ららぽーと)が出来て今風の映画館も入ったことと、駐車場料金がタダということと、スマートインターチェンジで遠州豊田と直結ということと、東名牧之原までバイパス完成で近くなったことが重なって映画館そのものが身近になりました。
というわけで2日の金曜日は私としては前代未聞の「封切初日」、「のぼう・・・」を見てきました。
横浜の友人の「原作は面白くない」という意見~だいたい私は人の言うことを聞かずに怒られつづけてきた人生でしたが、この男の意見は高校時代から耳を傾ける傾向にあります~から書籍の方は目もくれずタイミングも絶好と相成り「野村萬斎を見に行こう」くらいの気持ちで参りました。
「水攻め」が秀吉の命令なのか三成自身の判断(秀吉の模倣)かをどう描くかと時代考証についても楽しみでした。
すると秀吉の備中高松城の堰の決壊シーンから始まったストーリーはやはり「軍事無能三成」で高松城攻めの大成功の物まねを単独でやらかしたということになっていましたね。
物語は原作者のイメージが踏襲されるでしょうしシナリオや監督の趣味が出ますから史実の検証など詳かいところはどうでもいいところ。
しかし、撮影場所の選択が難しい昨今にあって戦国時代の風景や建造物、風俗等良くできていたと思いました。
また戦国物はエキストラが肝心であることが再認識されました。おカネもたくさんかかったことでしょう。
CGは少しばかり稚拙なところありましたが、やはりアレは例の津波を思い出しますね。
娯楽時代劇を楽しんできました。
今度は「清州会議」について映画化されることが決まったといいますのでそれも楽しみですね。
画像は昨日撮った境内のザクロとモクセイ。
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