「はばたき橋」は大井川をまたぐ県道で国道150号線の朝夕の渋滞解消と大井川以東からの静岡空港へのアクセスの向上を計ったものです。
地区住民にとってはつまらない公共工事の溢れる昨今において結構期待されている道路の開通です。
私はこちらに来て数回程度ですが朝方の大井川渡河の機会がありました。
混雑の多少はまったく予想がつきませんので時間厳守の場へ向う身としては冷や冷やですね。
それが分散されて解消に向かうというのですからそれは大いに喜ぶところですね。
ところが橋の取りつけは相当以前に終わっているにも関わらず工事が宙ぶらりんになってずっと止まっていました。
要因は橋の手前の道路予定地に建築物が三棟残っていて長い間その地権者(横浜市)と県が揉めていたということです。
揉める理由に関しては私の知る限りではありませんが、このほど静岡県第一号の「土地収用法に基づく代執行」が10月17日より始まるというニュースがありました。
これで開通の目途がたち既に再着工の予定も決まっています。
来年の秋には完成するそうです。
しかし強制代執行にまで進むということはすべてが損得勘定では行かないことはわかっていますが ハッキリ言って損ですね。旧地権者は裁判の方も棄却されているそうですし。
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