8月18日土曜日に、現地見学会(市民を対象?)があるとのこと。
午前10時、午後1時、午後3時の3回だそうです。
「御用米曲輪」発掘作業中の小田原城で新しい発見があったようです。
詳しくは小和田先生のブログをどうぞ。
それにしても先生の行動力には驚かされるばかりです。
各地古城・遺構めぐりとセットの講演会に全国を飛び回っている様、うかがえます。
先日私が近江方面行脚しているとき偶然にも先生は柴田勝家の長光寺城(近江八幡市)と佐久間信盛の永原城(野洲市)へ訪れていたとのことを先生のブログで知りました。 そして私が各地遺構を訪れた時、目にするのが小和田先生関係の資料やパンフ、講演会のお知らせなどです。引っ張りだこの様。
私が近江の山城登城中、「ハァハァ」言って、人と遭遇してパニック状態で藪を走り回る鹿家族を前に立ちつくし、次はイノシシか、はたまたクマかと呆然と彼らを見送りつつ思うことは決まって小和田先生についてです。
これが学者の仕事(調査探究と検証)とはいうものの、われらの数十倍はこういった城に登っているのだなと、しみじみ疲れの中で思うのです。
楽しくて足腰の鍛錬にはなりますが決してラクでは無いですね。
ここで私が「ハァハァ」と云いましたがコレは齢のせいもありましょうが、近江の山城と遠江の山城では比べものにならないくらいのスケールなのです。
当ブログ「諏訪原城」の段にても記していますが身体消耗度でいえば近江三大山城といわれる小谷城・鎌刃城 ・観音寺城でいえばそれぞれ12点8点8点(5ポイントで往復1時間以上)と数値化すれば諏訪原城1点・高天神城4点・・・くらいでしょうか。もっと言えば稲葉山城12点・賤ヶ岳20点。(私が適当に付けた点数ですのでアテになりません)
ちなみに賤ヶ岳はロープウェイの行き帰りでしたがとてもじゃ無いですが自分の足で上がる気にはなりませんでした。(前日鎌刃城8、蓑作城8点を登城し午前中、横山城8点全山~石田→米原→石田~踏破していたため)
諏訪原城は駐車場からのアップダウン無しでフツーの公園散策気分で回れます。堀の深さや土橋など残存遺構は言うまでもありません。
気軽と言えば気軽ですが上記の城たちに常時触れている世の山城ファン様にそのイメージ(諏訪原)しか知らない方は太刀打ちできませんね。
何が言いたいのかといえば、本当の山城歩きは単純に「相当疲れる」ということです。
逆に言えばヘトヘトにならなくては「山城」では無いのかも知れませんね。
まぁそういう観点で「山だ平だ平山だ」というのもどうでもいいことかとは思いますが・・・
そんな殆どアスレチック場のような山にトレーニングに向かうアスリートの如く、上り下りするのが先生の仕事です。
年齢の方も考えれば驚くばかりです。それにしても凄いバイタリティです。 まさか背広とネクタイと革靴では無いですよね。
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