土用丑の日は「うなぎ」が定番とだれもが承知している通りですが
昨今の騒ぎでなかなか大手を振って食べられなくなりました。
しかし今回贅沢に贅沢を重ねて近江、大津は「瀬田の唐橋」
山形屋重右衛門へ。
オーダーは「限定 石釜焼きまむし」のセットです。
アツアツ石焼の丼にうなぎのたれがまぶされたご飯、その上に関西風に切られ香ばしく脂がのっているうなぎがのせられていました。
食べ方は1/3くらい茶碗によそって、そのままいただきます。
残りは例によって「ひつまむし」の食べ方。
ほうじ茶とわさびが用意されていますので勝手にやるワケです。
「石焼」のおこげごはんの香ばしさは絶品です。
さて唐橋は我が国の歴史、各世に頻繁に耳にする地名ですのでご存知の方も多いと思います。
「唐橋を制する者は天下を制す」といわれるくらいの重要拠点であり多くの登場人物がこの橋に関わって、時には橋そのものも焼き払われ、ある者は勝者となり、またある者は滅亡するといった人生の浮沈を見てきた橋でもあります。
「うなぎ」は私なりの墓参のあとのお斉(おとき)でもありましたが、大津市内、夕方の橋周辺は、酷く混んでいて閉口しました。
お店は細い路地を入りますので通り過ぎて余分に1周したことも大ヘマでした。
しかしおいしくてリーズナブルな価格、杉戸の引き戸と格子で囲う個室はいい雰囲気で満足です。
午後7時に高速に乗りましたが10時30分には無事到着、本日は軽自動車が活躍してくれました。
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